こんにちは、フルスタックエンジニアのryuです。今回の記事では、strapiでメールを送信する方法を解説します。smtpサーバーを指定して、strapiからメールを送信しましょう。メールを送信するためには、strapi-provider-email-smtpのモジュールを使うと簡単にできます。
目次
strapiでメールを送信する方法解説!
今回の記事では、strapiでメールを送信する方法を解説します。stmpサーバーを指定する場合は、strapi-provider-email-smtpというモジュールを使用すると簡単に設定することができます。
メールを送信する手順は以下の通りです。
- strapi-provider-email-smtpのインストール
- smtpサーバーの指定
では、詳しく解説します。
strapi-provider-email-smtpのインストール
まず、モジュールのインストールを行います。インストールは以下のコマンドを入力します。
npm install strapi-provider-email-smtp
インストールはstrapiが動作しているディレクトリで実行しましょう。strapiの構築ができていない方は、こちらの記事を参考にして構築を行いましょう。
・関連記事: 【簡単】strapiでAPIを作成する方法解説
smtpサーバーの指定
次にstmpサーバーの指定を行います。stmpサーバーは、”config/plugins.js”で行います。下記のように設定しましょう。
module.exports = ({ env }) => ({
email: {
provider: 'smtp',
providerOptions: {
host: 'smtp.gmail.com', //SMTP Host
port: 465 , //SMTP Port
secure: true,
username: 'my.username@gmail.com', //gmailのメールアドレス
password: 'my.password', //gmailのパスワード
rejectUnauthorized: true,
requireTLS: true,
connectionTimeout: 1,
},
settings: {
from: 'my.username@gmail.com',
replyTo: 'my.username@gmail.com',
},
},
});
今回の設定は、Gmailで実施しています。Gmailのsmtpサーバーの詳細については、こちらの記事をご覧ください。
・参考:他のメール プラットフォームで Gmail のメールをチェックする – Gmail ヘルプ
stmpサーバーを自分で構築する場合は、こちらの記事を参考に構築してください。
・関連記事:postfixの構築方法を解説!メールサーバーをlinuxに構築してみよう
strapiでメールを送信して動作確認する
最後にstrapiでメールを送信して動作確認してみましょう。
strapiでテストメールを送る方法
strapiでテストメールを送る方法は、メニューの「Settings」をクリックします。
次にEmail Pluginの「Email Settings」をクリックします。その後、「Send a test email」に送信するメールアドレスを入力して、「Test email」をクリックします。
これでstrapiからテストメールを送ることができます。smtpサーバーにgmailを使用している場合は、失敗するので、次の手順を行います。
smtpサーバーにgmailを使用している場合
smtpサーバーにgmailを使用している場合、ログインがブロックされたメールが送信されます。これは、smtpサーバーにログインしようとしたからです。メールから、
この場合は、以下のリンクから安全性の低いアプリを許可する必要があります。
安全性の低いアプリと Google アカウント – Google アカウント ヘルプ
アカウントで [安全性の低いアプリの許可] がオフになっている場合から、Googleアカウントの設定を変更しましょう。今回の記事の場合は、開発環境で実施しているため、安全性の低いアプリを許可しています。本番環境の場合は、strapiを安全性の高いアプリとして登録することをオススメします。詳しくはこちらをご覧ください。
アカウントにアクセスできるサードパーティのアプリやサービスを管理する – Google アカウント ヘルプ
strapiでメールを送信する方法まとめ
今回の記事では、strapiでメールを送信する方法を解説しました。まとめると以下のようになります。
メールを送信する手順は以下の通りです。
- strapi-provider-email-smtpのインストール
- smtpサーバーの指定
- googleアカウントで安全性の低いアプリを許可
- strapiで動作確認
以上で解説を終わります!