こんにちは、フルスタックエンジニアのryuです。
今回の記事は、PHPで「PHP Warning: ‘vcruntime140.dll’ ・・・」というエラーが表示されたときの対処方法について解説します。対処方法は簡単で、VisualStudioのプログラムをインストールするだけです。詳しく解説します。
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目次
vcruntime140.dllでエラーが出た場合の対処方法
PHPをwindowsにインストールしたけど動作しない・・・
Visual Studio 2019 の Microsoft Visual C++ 再頒布可能パッケージをインストールすれば解決でいます。
phpをwindowsにインストールした際、下記のエラーが表示された場合の対処方法を解説します。
PHP Warning: 'vcruntime140.dll' 14.0 is not compatible with this PHP build linked with 14.16 in Unknown
on line 0このエラーは、vcruntime140.dllというファイルが無いために起こるエラーです。そのファイルをインストールするためには、VisualStudioの再頒布可能パッケージをインストールする必要があります。
インストール手順を１から解説します。
手順①.パッケージのダウンロード
まず、下記のサイトにアクセスします。VisualStudioのインストールサイトです。
Visual Studio 2019 for Windows および Mac のダウンロード (microsoft.com)
このサイトの一番下に、「その他のツールとフレームワーク」という部分があるので、そこをクリックします。
その中の「Visual Studio 2019 の Microsoft Visual C++ 再頒布可能パッケージ」のダウンロードをクリックしてダウンロードします。
自分のPCの環境に合わせて「x64,ARM64,x86」を選択しましょう。
再頒布可能パッケージをインストールすることで、Visual Studio全てをインストールせずにPHPを使用できるようになります。
手順②．ダウンロードしたパッケージをインストールする
では、ダウンロードしたらインストールしましょう。
VC_redist.x64.exeをクリックします。
「ライセンス条項及び使用条件に同意する」にチェックをつけてインストールをクリックします。
そうすると、インストールが開始され、完了すると「セットアップ完了」とメッセージが表示されます。
最後にPCを再起動して完了です。
以上で、「PHP Warning: ‘vcruntime140.dll’ 14.0 is not compatible・・・」の対処方法の解説を終わります。
vcruntime140.dllとは？
そもそもvcruntime140.dllとは何でしょうか？これは、プログラムを動作させるためのモジュールになります。
Visual Studioの開発環境で作成されたソフトウェアを実行するために必要です。VisualStuiodのバージョンによって、必要なモジュールが変わるので注意しましょう！
vcruntime140.dll以外でエラーが発生した場合
先ほどまで「PHP Warning: ‘vcruntime140.dll’ 14.0 is not compatible・・・」の対処方法を解説しました。
phpインストール時にその他のエラーが表示されたら、phpのドキュメントやQiitaなどを参考にするとよいでしょう。
下記のリンクを貼っておきます
また、動画等で手順を確認したい方は、Udemyの講座がオススメです。インストール手順やphpの詳しい内容を解説してくれます。
vcruntime140.dllでエラーが出た場合の対処方法まとめ
今回の記事では、vcruntime140.dllでエラーが出た場合の対処方法を解説しました。まとめると以下の通りです。
- vcruntime140.dllとはVisual Studioで動いているソフトのモジュール
- エラーが出た場合は、Microsoftのサイトからモジュールをダウンロードする
PHPの動作環境を作成するときに、このエラーが出たら対処しましょう！
PHPをさらに勉強したい方は、こちらの参考書がオススメです。
