こんにちは、フルスタックエンジニアのryuです。
今回の記事は、AWSのEC2とは何かを解説します。EC2とは、ElasticComputeCloudの略で、AWSで仮想サーバーを構築できるサービスになります。LinuxやWindowsサーバーなど様々なサーバーを簡単に構築することができます。EC2を使うことで、サーバーの構築時間をかなり短縮することができます。今回の記事では、EC2の概要を詳しく解説します。
【AWS】EC2とは?
EC2ってなに・・・?
今回の記事では、AWSのEC2について詳しく解説します。EC2の概要を初心者の方でも分かりやすく解説します。
では早速解説します!
EC2とはAWSで仮想サーバーを構築できるサービス
まず、EC2とは何かを解説します。
EC2とは、AWSで仮想サーバーを構築できるサービス
そもそも仮想サーバーとは、物理的なサーバーの中に新たにいくつものサーバーを構築する仕組みです。Windowsの中で別のWindowsが動いているイメージです。
EC2は、AWS上で仮想サーバーを構築できるサービスです。つまり、AWSのデータセンター内で、自分で作成したサーバーをいくつでも作ることが可能になります。
EC2を使用するメリット
EC2を使うメリットって何?
ここからは、EC2を使用するメリットについて解説します。このメリットを学ぶことで、EC2の特徴を理解することができます。
EC2を使う主なメリットは、以下の通りです。
- さまざまなサーバーを簡単に構築できる
- スケーリングが容易
- 使用した分だけ課金
では、それぞれのメリットについて詳しく解説します。
さまざまなサーバーを簡単に構築できる
まず、1つ目のメリットは「さまざまなサーバーを簡単に構築できる」という点です。
EC2で構築できるサーバーの種類は多くあります。LinuxやWindowsはもちろんDeepLearning用のサーバーまで構築することが可能です。
これらのサーバーはEC2を使うことで数分で構築することができます。物理サーバーをデータセンターに構築する場合、サーバー機器の購入から始まるので1か月以上の工数が掛かります。それに比べ、EC2は数分でサーバーを構築することが可能なので、かなりの工数を削減することが可能になります。
下記の画像のようにAWS上で、サーバーの種類を選択することができます。
スケーリングが容易
2つ目のメリットは「スケーリングが容易」ということです。
スケーリングとは、サーバーの性能を増強したり、サーバーの数を増やしたりすることです。
なぜスケーリングが必要なのでしょうか?それは、アクセス数の急増によって、サーバーダウンを防ぐことができるからです。
例えば、Webサイトを想定してみましょう。日中はアクセス数が多く、夜間はアクセス数が少なくなるとします。この場合、日中のアクセスに耐えるサーバーのスペックの場合、夜間はほとんど使われなく過剰スペックになってしまいます。
EC2のスケーリングでは、アクセス数の多いときにはサーバーの性能を増強し、アクセス数の少ないときではサーバーの性能を減少させることができます。このようにすることで、サーバーの可用性が向上します。
使用した分だけ課金
3つ目のメリットは、「使用した分だけ課金」ということです。つまり、従量課金です。
従量課金のメリットは、アクセスの少ないときにコストが掛からないということです。物理サーバーの場合は、サーバー機を購入するだけでめちゃくちゃお金が掛かります。さらにサーバーの運用費でもお金が掛かります。
その点、AWSの場合は、サーバー購入台や運用費などは掛からず、アクセス数やサーバーの性能によって課金されます。ただ、自動でスケーリングの設定をしている場合、アクセスが急増するとその分課金されてしまいます。
コスト管理の設定も併せて行うとサーバーの必要がかなり節約されます。
EC2とは?まとめ
今回の記事では、EC2とは何かについて解説しました。まとめると以下のようになります。
- EC2はAWS上で仮想サーバーを構築できるサービス
- さまざまなサーバーを簡単に構築できる
- スケーリングが容易
- 使った分だけ課金
EC2はAWSの基礎的なサービスなので、ぜひ覚えておきましょう!
さらにAWSについて学びたいという方は、こちらの講座がオススメです。初心者の方向けにAWSについて幅広く学ぶことが可能です。
AWS認定ソリューションアーキテクト アソシエイト試験突破講座 – 初心者向け20時間完全コース-
こちらの参考書もオススメです。