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GA4とUAで数値が違う?なぜ計測した数値がずれるのかを解説!

こんにちは、フルスタックエンジニアのryuです。

今回の記事では、GA4とUAで数値が違う理由について解説します。GA4とUAでPV数を測定したところ、GA4の数値がずれていました。なぜでしょうか?

調べたところ、計測方法がちがっていたからです。今回の記事では、計測した数値が違う理由と、数値を合わせる方法を解説します!

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  • GA4とUAの数値を合わせる方法が分からない

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GA4とUAで数値が違う?なぜ計測した数値がずれるのか

今回の記事では、GA4とUAで計測した数値がずれる理由について解説します。その前に、数値を実際に確認してみましょう!

GA4とUAの数値を確認

まず、本当に数値がずれているのかを確認してみましょう!当ブログの一日あたりのPV数をGA4とUAで確認します。

GA4の計測した数値はこちらです。日当たりの表示回数(pv)は1,402となっています。

GA4の数値

UAで計測すると、pv数は5,022と計測されます。

UAの数値

GA4とUAでは、約3500もの差があるのです!

GA4にはしきい値が設定されているから少ない

では、なぜGA4とUAでここまで数値がずれるのでしょうか?GA4の画面をよく見てみましょう。注意のアイコンがあるのが分かります。

GA4のアイコン

そしてこのアイコンをクリックすると、以下のように書かれています。

しきい値を適用しました

このレポートにしきい値が適用されました。データ集計の最小値を満たした場合にのみ、アナリティクスのデータ(レポート、API、データのエクスポート)が返されます。

つまり、GA4はしきい値を適用しているため、全ての計測データーを表示しているわけではないのです。

しきい値が適用される理由

しきい値が適用される理由は、以下の2つ。

  • ユーザー数が少ない
  • ユーザー属性情報が含まれている

(参考:[GA4] データしきい値 – アナリティクス ヘルプ (google.com))

ユーザー数が少ないとは、Google シグナルが有効で、指定した期間のユーザー数が少ない場合です。レポートやデータ探索のデータが除外されることがあります。

ユーザー属性情報が含まれている場合は、自分でフィルタリングを設定した場合です。ほとんどの方は、フィルタリングを設定していないので、ユーザー数が少ない場合に該当します。

では、どのようにして計測すれば、GA4とUAで数値が合うのでしょうか?これは、設定でデバイスIDで計測するように設定すれば正常に計測できます。

GA4とUAの数値を合わせる方法

先ほどまで、GA4とUAの数値が違うことについてお話しました。ここからは、GA4とUAの数値を合わせる方法について解説します。

レポート用識別子をデバイスIDに変更

GA4とUAの数値を合わせるためには、レポート用識別子をデバイスIDに変更する必要があります。さきほど、GA4はGoolgeシグナルを有効にしている場合、ユーザー数が少ないと計測されないと説明しました。

なので、計測にはGoogleシグナルを使わない方法、つまりUAと同じデバイスIDを使用すればよいのです。

デバイスIDに変更する手順

デバイスIDに変更する手順は、画面左下の管理をクリックします。

そして、レポートの中の「レポート識別子」を選択します。

GA4の設定

デフォルトでは、User-ID、Googleシグナルとなっているので、デバイスIDのみを参照に変更します。

デバイスIDに変更

これで設定は完了です!設定完了後、GA4でPV数を確認すると、先ほどのUAの値とほぼ同じになります。

GA4の数値がUAと同じになる

IPアドレスのフィルタなど、若干の違いで数値が違いますが、GA4とUAで同じ数値がとれるようになりました!

GA4とUAで数値がなぜちがうのかまとめ

今回の記事では、GA4とUAで数値がなぜちがうのかについて解説しました。まとめると以下のようになります。

  • GA4にはしきい値が適用される
  • UAに合わせるにはデバイスIDで計測する設定に変更

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ryu@InfraAcademyというインフラ学習サービス運営
大手企業→上場ベンチャー→スタートアップでエンジニアをしていました。 インフラエンジニア歴10年以上。 Linuxやネットワークの学習ができるサービスInfraAcademyを運営中。
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