こんにちは!
インフラ学習サイトのInfraAcademyを運営しております、ryuと申します。
「転職したいけど、スキルシートってどうやって書けばいいの?」
「分かりやすいスキルシートの書き方は?」
といったお悩みを持っている方が多いのではないのでしょうか?
今回の記事では、インフラエンジニアのスキルシートの書き方を解説します。
スキルシートとは?
スキルシートとは、履歴書や職務経歴書などと同様に、自己PRに使う書類です。
個人情報や、これまで経験してきたプロジェクトの規模、習得した技術について記載します。
フォーマットは特に決まっていないため、どのような内容を記述すれば良いのかは、作成者本人が決める必要があります。
そのため、どのような内容を記述するのかを悩む人が多いです。
スキルシートに何をかけばいいの?
スキルシートには、以下の内容を記述しましょう。
- 基本情報、プロフィール
- スキルセット
- 資格
- 職務経歴やプロジェクト経験
それぞれについて詳しく解説します。
基本情報、プロフィール
まずは基本情報から始めます。スキルシートの冒頭に以下の情報を記載しましょう。
- 氏名
- 住所
- 電話番号
- メールアドレス
これにより、雇用主や採用担当者がすぐに連絡を取れるようになります。
また、プロフィールはあなたの経歴やスキルを簡潔にまとめる部分です。プロフィールには、以下のような内容を含めると良いでしょう。
・職歴年数: インフラエンジニアとしての経験年数。
・得意分野: サーバー、ネットワーク、クラウドなどの得意分野。
例えば、以下のようなプロフィールです。
インフラエンジニアとして5年以上の経験を持ち、サーバー、ネットワーク、クラウド環境の設計・構築・運用に精通。効率的かつ信頼性の高いシステムを提供するために、チームと協力して作業することに長けています。
スキルセット
次に、スキルセットを記述します。
カテゴリごとに分けると見やすくなります。スキルには、以下のような内容があります。
ネットワーク・・・LAN/WANの設計・構築・運用、VLAN、VPN、ファイアウォール設定、Cisco、Juniper、Fortinetデバイスの管理。
サーバー・・・ Linux (CentOS, Ubuntu) / Windows Serverの管理、仮想化技術 (VMware, Hyper-V)、ストレージ管理 (SAN, NAS)。
クラウド・・・AWS、Azure、GCPの利用経験
DevOps・・・Terraform,、CloudFormation、CI/CDツール (Jenkins, GitLab CI)。
モニタリング・・・ Zabbix、Nagios、Prometheus、ELK Stack、Elasticsearch、 Logstash、Kibana。
セキュリティ: セキュリティポリシーの策定、IDS/IPSの管理、セキュリティパッチの適用。
資格
次に資格も記述します。
インフラエンジニアの資格といえば、以下のようなものがあります。
- ITパスポート
- 基本情報記述者試験
- 応用情報技術者試験
- ネットワークスペシャリスト
- LPIC
- LinuC
- CCNA
- CCNP
- AWS認定試験
- Azure資格試験
そのほか、ITに関する資格や持っている資格試験を記述しておきましょう!
職務経歴やプロジェクト経験
ここが一番重要な部分です。
これまでの職務経歴を詳細に記載します。
会社名、役職、勤務期間、具体的な業務内容を含めましょう。
株式会社〇〇〇 (20XX年X月 – 現在)
役職: インフラエンジニア
業務内容: – 企業内ネットワークの設計・構築・運用 – AWSを使用したクラウドインフラの設計・構築 – サーバーの監視・管理および障害対応 – セキュリティポリシーの策定と実施
また、参加したプロジェクトの詳細も記述しましょう。
プロジェクト名: 新規データセンターの構築
役割: プロジェクトリーダー 期間: 20XX年X月 – 20XX年X月
詳細: データセンターの設計から構築、運用開始までを担当。プロジェクトの進行管理およびチームの指導。
まとめ
今回の記事では、インフラエンジニアのスキルシートの書き方について解説しました。
今回の記事がインフラエンジニアの転職にお役に立てれば幸いです。
ここまでお読みいただきありがとうございました!