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Linuxの学習環境はどうやって準備したらいいの?Linuxをこれから勉強する人に向けて解説

| #Linux #Linux初心者
Linuxをブラウザで試してみる

Linux・ネットワーク・AWSを、環境構築なしで実践学習できます

こんにちは、フルスタックエンジニアのryuです。

今回の記事では、Linuxの学習環境をどのように準備すれば良いのかについて解説します。

Linuxを勉強しようと思っても、最初に困るのが環境づくりではないでしょうか。参考書を開いたら、いきなりVirtualBoxやDockerのインストールから始まり、Linuxを触る前に疲れてしまったという方もいると思います。

Linuxの勉強では、最初から本格的な環境を作る必要はありません。

まずコマンドを触りたいのか、Linuxそのものをしっかり構築したいのかによって、おすすめの環境は変わります。

この記事では、ブラウザのLinux環境、WSL、Docker、VirtualBox、AWSなどを比較しながら、初心者がどれを選べば良いのか分かりやすく解説します。

Linuxの学習環境はどうやって準備したらいいの?

Linuxを学習する方法はいくつかあります。

以前はVirtualBoxを使って仮想マシンを作る方法が定番でしたが、現在はブラウザ上の実行環境やWSL、Dockerなど、より手軽にLinuxを触れる方法もあります。

まず、それぞれの特徴を比較してみましょう。

学習環境 準備のしやすさ おすすめの人 特徴
ブラウザ環境 とても簡単 Linux初心者 インストールせずすぐ試せる
WSL 簡単 Windowsユーザー Windows上でLinuxを使える
Docker 普通 開発・インフラ学習 複数のLinux環境を作りやすい
VirtualBox やや手間 OSから学びたい人 仮想マシンを丸ごと構築できる
AWSなどのクラウド やや難しい 実務に近い環境を試したい人 インターネット上にLinuxサーバーを作れる

Linuxを初めて触るのであれば、私はブラウザ環境から始めるのがおすすめです。

コマンドに慣れてきたら、WSLやDocker、さらにサーバー構築へと進めば十分です。

Linuxのシミュレーターで学習環境を準備する

最初はブラウザ上でLinuxを触ってみる

Linuxのシュミレーターは環境の準備が一番楽です。

以下のようにブラウザからLinuxの環境が準備できます。

https://copy.sh/v86/

Linuxのシュミレーターと一緒にこちらの教材もあわせて使うと、より学習の効果があります。こちらはLinux教材の一部です。

(InfraAcademyの学習の様子)

WebでLinuxやネットワークを体系的に学習できるInfraAcademyというWebサービスです。

ブラウザ上の環境が良いところは、PCへLinuxをインストールしなくても、すぐにコマンドを試せることです。

たとえば、最初は次のような操作だけでも十分です。

pwd
ls -la
mkdir linux-practice
cd linux-practice
touch sample.txt

pwdで現在いる場所を確認し、mkdirでディレクトリを作成し、touchでファイルを作ります。

Linuxはコマンドの名前を暗記するより、実際に入力して何が変わったのか確認した方が理解しやすいです。

InfraAcademyでは、Linuxの基礎から実際に操作しながら学習できます。

環境構築で止まってしまった方は、まずブラウザでコマンドを触ってみるところから始めてみてください。

WindowsならWSLでLinuxを学習する

Windows上にLinux環境を作れる

Windowsを使っている方であれば、WSLを利用する方法もおすすめです。

WSLはWindows Subsystem for Linuxの略で、Windows上でUbuntuなどのLinuxディストリビューションを利用できます。

現在のWindowsでは、対応した環境で管理者権限のPowerShellから次のコマンドを実行することで、WSLをインストールできます。

wsl --install

インストール後にUbuntuなどを起動すると、Linuxのターミナルを利用できます。

pwd
ls
cat /etc/os-release

ブラウザ環境よりも自分専用のLinux環境として使いやすく、ファイル操作やシェルスクリプト、Gitなども練習できます。

Windowsを使っていて、これから継続的にLinuxを勉強したい方には使いやすい方法です。

【関連記事】WSLを使った具体的な導入方法は、Linuxを簡単にインストールする方法とは?WSLで最速で構築で解説しています。

DockerでLinuxの学習環境を準備する

複数のLinux環境を簡単に試せる

Dockerを使って、Linuxの学習環境を準備する方法もあります。

Dockerを使うことで、様々なディストリビューションを試すことができます。

例えば、DebianやUbuntuなどです。ディストリビューションを試すことができるので、実務に合わせた環境を準備することができます。

Dockerがインストールされていれば、Ubuntuのコンテナは次のように起動できます。

docker run -it ubuntu:24.04 bash

コンテナの中に入ったら、通常のLinuxと同じようにコマンドを実行できます。

cat /etc/os-release
pwd
ls

Dockerの良いところは、壊してもコンテナを削除して作り直しやすい点です。

パッケージをインストールしたり設定ファイルを変更したりする練習にも向いています。

一方で、Dockerそのものの仕組みを理解する必要があるため、Linuxを一度も触ったことがない方には少し難しく感じるかもしれません。

【関連記事】DockerをLinuxへ導入する場合は、LinuxにDockerをインストールする方法も参考にしてください。

VirtualBoxでLinuxの学習環境を準備する

LinuxをOSからしっかり学びたい場合に向いている

VirtualBoxは仮想的にLinuxの環境を構築することができます。

VirtualBoxの準備は少々手間ですが、Linux環境に限らず、Windowsサーバーなども準備することができます。また、VirtualBoxでは、複数のLinuxを連結した環境を構築することができます。

Dockerとの大きな違いは、VirtualBoxではOSを含めた仮想マシンを作成する点です。

UbuntuやRocky Linuxをインストールするところから経験できるため、パーティションやネットワークアダプターなども含めて学習したい方に向いています。

ただし、PCのCPUやメモリをある程度使用します。

Linuxコマンドを少し練習したいだけであれば、最初からVirtualBoxを使わなくても問題ありません。

VirtualBoxの準備の仕方はこちらの記事で解説しています。

【関連記事】VirtualBoxでLinuxをインストールする手順解説

AWSなどのクラウドでLinux環境を作る

実際のサーバーに近い形で学習できる

Linuxの基本操作に慣れてきたら、AWSなどのクラウド上にLinuxサーバーを作る方法もあります。

AWSではEC2を使ってLinuxの仮想サーバーを起動し、SSHで接続して操作できます。

ローカルPCだけで完結する環境と違い、IPアドレス、SSH、ファイアウォール、ネットワークなどの知識も必要になります。

そのため、完全な初心者が最初の環境として選ぶより、Linuxとネットワークの基礎を学んだ後に挑戦するのがおすすめです。

クラウドでは利用したリソースに料金が発生する場合があります。

学習が終わったインスタンスを停止・削除するなど、料金管理も含めて覚えておきましょう。

初心者はどのLinux学習環境を選べばいい?

ここまでいくつか紹介しましたが、結局どれを使えば良いのか迷いますよね。

私は、学習段階に合わせて環境を変えていくのがおすすめです。

Linuxを初めて触る場合

最初はブラウザ上の環境で十分です。

まずlscdmkdircpmvなどの基本コマンドを触り、Linuxの操作に慣れましょう。

環境構築に時間を使うより、Linuxそのものを学ぶことを優先します。

基本コマンドに慣れてきた場合

WindowsならWSL、MacやWindowsでDockerを使いたいならDockerへ進むと良いです。

パッケージのインストール、Git、シェルスクリプト、簡単なサーバー構築などを試してみましょう。

インフラエンジニアを目指す場合

Linuxだけでなく、ネットワークやサーバー構築まで学習します。

最終的にはVirtualBoxやAWSなどを利用し、自分でLinuxサーバーを作り、SSHで接続して設定できるようになると実務につながりやすいです。

学習順序について迷っている方は、Linuxの自己学習はどうやってやればいいの?も参考にしてください。

Linux学習では環境構築を目的にしない

Linuxを勉強するときに注意したいのは、環境構築そのものが目的になってしまうことです。

VirtualBoxが動かない、Dockerのインストールでエラーが出る、ネットワークにつながらない。このような問題を解決することも勉強ですが、初心者の段階では本来学びたかったLinuxにたどり着けないことがあります。

まずは簡単な環境でコマンドを触ってください。

その後に、必要になったタイミングでWSL、Docker、仮想マシン、AWSへ進めば大丈夫です。

簡単な環境から始めて、学習内容に合わせて環境を本格化する。

この進め方であれば、Linuxを触る前に挫折しにくくなります。

Linuxの学習環境まとめ

今回は、Linuxの学習環境について解説しました。

Linux初心者であれば、まずブラウザ上のシミュレーターや実行環境から始めるのがおすすめです。

Windowsを使っている場合はWSL、複数の環境を簡単に作りたい場合はDocker、OSのインストールから学びたい場合はVirtualBoxというように使い分けられます。

Linuxの基本操作に慣れたら、AWSなどで実際のLinuxサーバーを作ってみるのも良い学習になります。

InfraAcademyでは、Linuxの環境を自分で一から準備しなくても、ブラウザ上で実際に操作しながら学習できます。

これからLinuxを勉強する方は、環境づくりで悩みすぎず、まず一つコマンドを実行するところから始めてみてください。

Next Action

記事で読んだ内容を、講座で実装してみましょう

InfraAcademyでは、ブラウザ上でLinuxやネットワークの実践環境を使いながら学習できます。無料で始められる講座から、学習の流れを試せます。

この記事を書いた人

ryu

InfraAcademy運営 / エンジニア

エンジニア歴10年。Linux、ネットワーク、クラウドを中心に、実務で役立つインフラ技術を初心者にもわかりやすく解説しています。

X: @ryu63614894

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