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ネットワークのeラーニングの選び方|シミュレーターで実践的に学べる教材とは

こんにちは、インフラエンジニアのryuです。

参考書を読んでもIPアドレスやルーティングが分からない。 動画を見た後も、自分で構築しようとすると手が止まってしまう。

このような悩みはありませんか?

ネットワークは、用語を読むだけでは理解しにくい分野です。PC、スイッチ、ルーターを配置し、IPアドレスや配線を設定して、実際に通信できるかを確認することで、少しずつ仕組みが見えてきます。

そこで役立つのが、ネットワークをオンラインで学べるeラーニングです。

ただし、ネットワークeラーニングなら何でもよいわけではありません。動画や文章を見るだけの教材と、シミュレーターを使って構築まで練習できる教材では、学べる内容が大きく異なります。

この記事では、ネットワークeラーニングの選び方と実践的な学習方法を解説します。法人研修を検討している方も参考にしてください。

ネットワークeラーニングとは

ネットワークのeラーニングとは、パソコンやタブレットを使い、インターネット上でネットワークの知識を学ぶ方法です。

IPアドレス、TCP/IP、ルーター、スイッチ、DNSなどの基礎を、文章、図解、動画、練習問題などで学習します。時間や場所に縛られず、自分のペースで進められる点が特徴です。

一般的な学習形式を整理すると、次のようになります。

学習形式 主な内容 向いている学習
動画型 講師の解説や操作画面を見る 用語や全体像の理解
テキスト型 文章と図解を読み進める 基礎知識の整理
問題演習型 選択問題や模擬試験を解く 資格対策、理解度確認
シミュレーター型 機器を配置して設定する 構築、疎通確認、障害対応
複合型 教材、演習、問題を組み合わせる 基礎から実践までの学習

動画やテキストは用語の理解に役立ちますが、実務につなげるには、自分で設定して結果を確かめる練習も必要です。

インプットだけでなく、ネットワークを実際に構築できるかが、教材を選ぶ重要なポイントになります。

ネットワークは動画を見るだけでは身につきにくい

ネットワークを初めて学ぶと、IPアドレス、サブネットマスク、デフォルトゲートウェイなど、知らない言葉が次々に出てきます。

説明を聞いている間は分かった気がするものの、自分で設定値を決めようとすると迷ってしまう。これは珍しいことではありません。

たとえば、次の2台のPCを通信させる場面を考えてみましょう。

端末 IPアドレス サブネットマスク
PC1 192.168.10.10 255.255.255.0
PC2 192.168.10.20 255.255.255.0

同じネットワークにいるため、正しく配線されていればPC1からPC2へ通信できます。

ping 192.168.10.20

しかし、PC2を192.168.20.20へ変更すると、ルーターを経由しなければ通信できません。

シミュレーターでIPアドレスを変更し、pingが失敗する様子を確認すると、サブネットやルーティングの役割が分かります。

私もエンジニアとして10年ほど仕事をしてきましたが、ネットワークは図を眺めるだけでは身につきにくいと感じます。自分で構成し、通信できなかった原因を調べた経験が、実務での障害対応にもつながりました。

ネットワークeラーニングを選ぶポイント

講座数や価格だけでなく、学習後に何ができるかを考え、演習環境やカリキュラムも確認しましょう。

シミュレーターで構築を練習できるか

最初に確認したいのは、ネットワークシミュレーターが用意されているかです。

ネットワークを実践的に学ぶには、PC、スイッチ、ルーターなどを配置し、配線やIPアドレスを設定する練習が必要です。その後、pingや確認コマンドを使い、通信できているかを確かめます。

ただ画面をクリックして正解を選ぶだけではなく、設定によって通信結果が変わる教材が理想です。

IPアドレスの間違いやルート不足も経験できると、障害切り分けまで学べます。

IPアドレスからルーティングまで体系的に学べるか

ネットワークは、学ぶ順番が重要です。

最初からOSPFやACLなどへ進んでも、IPアドレスやルーティングの基礎が分からなければ、設定の意味を理解できません。

初心者は、次のような順番で学ぶと理解しやすくなります。

ステップ 主な学習内容 学習のゴール
1 IPアドレス、サブネット 同じネットワークの範囲を判断できる
2 ルーター、静的ルート 異なるネットワークを接続できる
3 スイッチ、VLAN LANを論理的に分割できる
4 VLAN間・動的ルーティング 複数の経路を扱える
5 NAT、ACL アドレス変換と通信制御を設定できる

ロードマップが示されているeラーニングなら、基礎から応用まで迷わず進められます。

【関連記事】ネットワークの勉強は何から始める?初心者向け学習ロードマップ

ネットワーク以外のインフラ知識も学べるか

インフラエンジニアの仕事では、ネットワークだけを単独で扱うとは限りません。

LinuxサーバーへSSH接続したり、Webサーバーの待ち受けポートを確認したり、AWS上でVPCやサブネットを設計したりします。ネットワークの知識は、サーバーやクラウドとつながっています。

そのため、次の分野まで学べるeラーニングは、インフラエンジニアを目指す方に向いています。

分野 ネットワークとのつながり
Linux IP設定、ping、ss、ルート、DNSの確認
サーバー構築 HTTP、SSH、DNS、DBの通信確認
AWS VPC、サブネット、ルートテーブル、セキュリティグループ
セキュリティ ACL、ファイアウォール、暗号化、アクセス制御
Docker・DevOps コンテナ間通信、ポート公開、CI/CD環境

Linux、サーバー、AWSまで一つの流れで学べるかも確認しましょう。

練習問題で理解度を確認できるか

シミュレーターで操作した後は、練習問題で知識を確認します。

問題に答えることで、IPアドレス、通信経路、VLANを理解できているか確認できます。

教材を読む、シミュレーターで試す、問題を解く。この3つを繰り返せるeラーニングは、知識を定着させやすくなります。

法人利用では進捗管理ができるか

社員研修でeラーニングを使う場合は、受講者向けの教材だけでなく、管理者向けの機能も重要です。

本人へ毎回確認する運用では、人数が増えるほど管理負担が大きくなります。

法人向けでは、次の項目を確認できると便利です。

管理項目 確認できること
講座進捗率 どこまで受講したか
完了レッスン 何を学習済みか
最終学習日 学習が止まっていないか
練習問題の正答率 理解が不足している分野
カテゴリ別進捗 Linux・ネットワーク・AWSごとの状況
ライセンス状況 誰が受講できる状態か

出欠だけでは、知識が身についたかまでは分かりません。進捗率と正答率を組み合わせて確認できると、追加学習が必要な受講者を見つけやすくなります。

InfraAcademyならネットワークを構築しながら学べる

InfraAcademyは、Linux、ネットワーク、サーバー構築、AWSなどを学べる、インフラ専門のeラーニングサービスです。

独自のネットワークシミュレーターを使い、ブラウザ上で機器を構成できます。

PC・スイッチ・ルーターを配置して通信を確認

ネットワークシミュレーターでは、PC、スイッチ、ルーターなどを画面へ配置します。

機器を接続してIPアドレスを設定し、疎通を確認します。実機や複雑なソフトは不要です。

たとえば、次のような流れを一つの画面で練習できます。

  1. PCとルーターを配置する
  2. 機器同士を配線する
  3. IPアドレスを設定する
  4. デフォルトゲートウェイを設定する
  5. ルーティングを設定する
  6. pingで疎通を確認する
  7. 設定を変更して結果の違いを見る

通信できない場合は、IPアドレス、配線、ルートを順番に確認します。この考え方は実際の障害調査にも必要です。

IPアドレスからNAT・ACLまで順番に学習

InfraAcademyのネットワーク学習ロードマップは、5つのステップで構成されています。

IPアドレスとサブネットから始まり、ルーターとルーティング、スイッチとVLAN、動的ルーティング、NAT・ACLへ進みます。

ステップ 学べる内容
STEP 1 IPアドレス、サブネット、ネットワークの基礎
STEP 2 ルーター、静的ルーティング
STEP 3 スイッチ、VLAN、アクセスポート、トランク
STEP 4 VLAN間ルーティング、RIP、OSPF、EIGRP
STEP 5 NAT、ACL、実践的なネットワーク構成

全92レッスンを1〜3か月程度で進め、通信が成立する理由を構成と結果から理解します。

InfraAcademyのネットワーク学習ロードマップを見る

Linux・AWS・セキュリティも網羅的に学べる

InfraAcademyでは、ネットワーク講座だけでなく、Linux入門・中級、サーバー構築、LPIC、Docker、DevOps、AWS、セキュリティの講座も受講できます。

ネットワークの後にLinuxサーバーやAWSのVPC・EC2へ進み、インフラ知識をまとめて学べます。

たとえば、未経験者は次の順番で進められます。

順番 学ぶ内容
1 ITとネットワークの基礎
2 Linuxコマンドと権限
3 Web・DNSなどのサーバー構築
4 AWSのVPC・EC2・S3・IAM
5 セキュリティ、Docker、DevOps

ネットワークの勉強を資格対策だけで終わらせず、サーバーやクラウドへつなげたい方に向いています。

【関連記事】ネットワーク構築を練習する方法|実機・シミュレーターを比較

法人向けネットワーク研修にも活用できる

InfraAcademyには、未経験者や若手インフラエンジニアの育成に使える法人プランがあります。

教材、演習、問題、進捗管理をWeb上で利用でき、実機や演習環境の準備負担を減らせます。

新入社員の学習内容をそろえられる

新人研修では、受講者のIT経験に差があります。

共通のロードマップを使えば、受講者全員がIPアドレスやルーティングから同じ順番で学べます。

受講者が自分のペースで学び、先輩社員は必要な部分だけをフォローできます。

配属前のスキル補完に使える

ネットワーク運用やクラウド案件へ配属する前に、必要な知識だけを学ばせる使い方もできます。

ネットワーク案件ならIPアドレス、ルーティング、VLAN、NAT、ACLを中心に進めます。AWS案件なら、ネットワーク基礎を学んだ後にVPC、サブネット、ルートテーブル、EC2へ進みます。

受講者は契約中、ネットワーク以外を含むすべての講座を自由に選べます。会社側で講座を一つずつ割り当てる必要はありません。

進捗率と正答率を管理画面で確認できる

法人管理画面では、進捗率、完了レッスン、最終学習日、正答率を確認できます。

学習が止まっている社員や、問題の正答率が低い分野を見つけやすくなります。本人の自己申告だけに頼らず、研修の状況をWeb上で把握できます。

受講者の招待やライセンス管理もオンラインで行えます。管理操作だけを行う担当者には、学習用ライセンスは必要ありません。

InfraAcademy法人プランの料金

法人プランは、月額の法人プラン利用料と、受講人数分のライセンス料金を組み合わせた料金体系です。

項目 料金・条件
法人プラン利用料 月額19,800円・税別
学習ライセンス 1IDあたり月額2,200円・税別
最低契約数 5ID
5ID利用時 月額30,800円・税別
最低契約期間 1か月
申し込み方法 Webから申し込み、カード決済

5IDの場合は、19,800円に2,200円×5IDを加え、月額30,800円です。

割り当てから14日後は、ライセンスを別の社員へ割り当て直せます。

料金や利用条件は変更される可能性があります。申し込み前に法人プランのページで最新情報を確認してください。

InfraAcademy法人プランの機能・料金を確認する

ネットワークeラーニングはどのような企業に向いている?

実践型のネットワークeラーニングは、次のような課題を持つ企業に向いています。

企業の課題 eラーニングでの対応
体系的に教えられる社員がいない ロードマップに沿って自学できる
先輩社員の教育負担が大きい 基礎説明と演習を教材へ任せられる
動画研修では操作が身につかない シミュレーターで構築できる
研修用の機器を準備できない ブラウザ上で演習できる
社員の進捗が分からない 管理画面で進捗と正答率を確認できる
Linux・AWS教材が分かれている インフラ分野を一つのサービスで学べる

SES企業、受託開発会社、情報システム部門などで、新人研修、配属前研修、待機期間中の学習に利用できます。

ネットワークeラーニングに関するよくある質問

最後に、ネットワークeラーニングを検討するときによくある疑問をまとめます。

未経験者でもネットワークを学べますか?

IPアドレスやサブネットなど、基礎から順番に学べる教材であれば未経験者でも始められます。

同一ネットワークの通信、ルーター、VLANの順番で進めることが大切です。

実機のルーターやスイッチは必要ですか?

基礎学習であれば、シミュレーターを使って機器配置、配線、IP設定、疎通確認を練習できます。

まずシミュレーターで仕組みを理解し、必要に応じて実機へ進みます。

CCNAの資格対策にも使えますか?

IPアドレス、ルーティング、スイッチ、VLAN、NAT、ACLなどは、CCNAを学ぶうえでも重要な基礎です。

ただし、試験範囲や出題形式は変更されることがあります。eラーニングで仕組みと操作を学び、最新の試験教材や問題集を組み合わせるとよいでしょう。

スマートフォンでも受講できますか?

教材はスマートフォンでも閲覧できますが、シミュレーター演習はPCの最新ブラウザが向いています。

法人プランは何名から利用できますか?

InfraAcademy法人プランは5IDから利用できます。

最低契約期間は1か月で、受講者の招待、ライセンス管理、進捗率や正答率の確認などをWeb上で行えます。

まとめ

ネットワークeラーニングを選ぶときは、動画や文章の分かりやすさだけでなく、実際にネットワークを構築できるかを確認しましょう。

IPアドレス、ルーティング、VLAN、NAT、ACLは、説明を暗記するだけでは使える知識になりにくい分野です。PC、スイッチ、ルーターを配置し、設定と疎通確認を繰り返すことで、通信の仕組みが見えてきます。

InfraAcademyでは、独自のネットワークシミュレーターを使い、ブラウザ上で機器を構成しながら学べます。

ネットワークだけでなく、Linux、サーバー構築、AWS、セキュリティなど、インフラエンジニアに必要な知識を体系的に学習可能です。法人プランでは、教材と演習環境に加え、受講者の進捗率や練習問題の正答率も確認できます。

読むだけの研修から、手を動かす研修へ。

実践的に学びたい方や法人研修を整えたい方は、学習ロードマップと法人プランを確認してみてください。

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Next Action

記事で読んだ内容を、講座で実装してみましょう

InfraAcademyでは、ブラウザ上でLinuxやネットワークの実践環境を使いながら学習できます。無料で始められる講座から、学習の流れを試せます。

この記事を書いた人

ryu

InfraAcademy運営 / エンジニア

エンジニア歴10年。Linux、ネットワーク、クラウドを中心に、実務で役立つインフラ技術を初心者にもわかりやすく解説しています。

X: @ryu63614894

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