こんにちは、フルスタックエンジニアのryuです。
今回の記事では、サーバーの場所や種類などサーバーの情報を調査する方法について解説します。サーバーの情報を調査するためには、IPアドレスを調べて、そのIPアドレスから情報を取得します。
目次
どこのサーバーを使っているのか?サーバーの場所や種類などを調査する方法
サーバーの場所や種類などを調査する方法は以下の手順です。
- URLのドメインからIPアドレスを調べる
- IPアドレスをCMANで検索
- 出力された情報を確認する
さらに詳しく解説します!
URLのドメインからIPアドレスを調べる
まずは、URLのドメインからIPアドレスを調べます。ドメインとは、以下の部分です。
当サイトだと、engineer-ninaritai.comがドメインです。
このドメインが分かったら、次は名前解決を行い、IPアドレスを調査します。
nslookup [ドメイン名]
nslookupコマンドを実行すると、以下のようにIPアドレスが表示されます。
IPアドレスが表示されたら、IPアドレスに登録された情報を確認します。
IPアドレスをCMANで検索
続いて、IPアドレスに登録された情報を確認します。IPアドレスに登録された情報を確認するためには、CMANというWebサービスを利用します。
サイトで、IPアドレスを入力して、「管理情報照会実行」をクリックします。
出力された情報を確認する
照会の結果は以下の通りです。このサーバーがXSERVERを使っていることが分かります。
AWSを利用していると、Amazon Technologies Inc.などと表示されます。
このようにCMANを使うことで、どこのサーバーかわかります。
サーバーの地理的な場所を知りたい場合は、ラッコツールなどを使うと便利です。
ただ、IPアドレスから場所を割り出しても、正確な位置ではないので注意が必要です。
サーバーの情報が保存されているwhois
サーバーの情報(正確にいうとIPアドレスの情報)はwhoisに記録されています。
この情報は、誰がドメイン名を所有しているか、どのような連絡先情報が提供されているか、ドメイン名の作成日や更新日など、さまざまな情報を含んでいます。
whoisデータベースについて
IPアドレスやドメイン名などの情報は、whoisデータベースに保存されています。
whoisデータベースは、ドメイン名やIPアドレスの所有者情報を格納するデータベースです。
このデータベースは、各ドメイン名レジストリやIPアドレス割り当て機関によって管理されています。情報の正確性とセキュリティのため、一般にwhoisデータは公開されますが、プライバシーの観点から一部情報は隠されています。
whoisの利用方法
whoisはさきほど紹介したように、Webサービスで閲覧できますし、コマンドラインから閲覧することもできます。
コマンドラインで以下のように実行してみましょう。
whois [IPアドレス or ドメイン名]
コマンドを実行すると、whoisデータベースに登録されたさまざまな情報を取得することが可能です。
まとめ
今回の記事では、サーバーの場所や種類などサーバーの情報を調査する方法について解説しました。調査する方法として、IPアドレスを調べて、CMANなどのwhois情報が見れるサイトで調査することを説明しました。
サーバーの情報を調査したい方はぜひ参考にしてください。
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