こんにちは、インフラエンジニアのryuです。
今回の記事では、ARMテンプレートからリソースを作る方法を解説します。AzureARMテンプレートを使用することで、Azureのリソースをコードで管理することができます。ARMテンプレートの作成からデプロイまで、使い方を解説します。Azureでインフラを構築する人必見の内容です。
ARMテンプレートからリソースを作る方法を解説
ARMとはAzure Resource ManagerのことでAzureの管理サービスです。 ARMテンプレートは、デプロイを自動化し、インフラストラクチャの手法をコードとして使用することができます。IaCと呼ばれるものですね。
IaCについては、以下の記事で紹介しているので、参考にしてください。
今回はTerraformではなく、ARMテンプレートを使って、インフラを自動で作りたいと思います。
手順①.ARMテンプレートを作る
では、早速やっていきましょう。 今回は、こちらのMicrosoftのブログを参考にやっていきます。
全て英語なので、解読するのは大変ですが、、、
まず、「テンプレート」と検索してテンプレートをクリックします。
テンプレートの画面に行ったら「追加」をクリックします。
「全般」では、名前と説明を入力します。
ARMテンプレートにはJSON形式のテンプレートを入力します。
ARMテンプレートは各リソースの「エクスポート」でそのリソースのテンプレートを表示させることができます。
今回は、GitHubより、WebAppのサンプルコードを使います。↓を参考に。
GitHub – Azure/azure-quickstart-templates: Azure Quickstart Templates
テンプレートを貼り付けたら下の「追加」を押します。
これでARMテンプレート作成が完了しました。
手順②.ARMテンプレートを実行する
ARMテンプレートを実行してリソースの作成をしていきます。
先ほど作成したARMテンプレートをクリックします。
次に「展開」をクリックします。
そして、リソースの設定をします。
リソースグループの選択とwebappの名前を入力します。
同意の欄にチェックを入れ「購入」をクリックします。
購入を押すとデプロイが始まります。
3分くらいすると、WebAppとAppServiceプランが作成されています。
ARMテンプレートからリソースが作成されました。
AzureARMテンプレートを使うメリット
AzureARMテンプレートを使用ということは、インフラをコード化するということです。
インフラをコード化することで次のようなメリットがあります。
- インフラの管理が容易になる
- インフラを作り直すときに、簡単に作れる
- 正しい順番でデプロイされるので、構築ミスが少なくなる
その他にも様々なメリットがあります。
インフラを作成するときは、AzureARMテンプレートを使用したり、Terraformを使用したりして、コードで管理するようにしましょう!Terraformについては、こちらの記事で解説しております。
これで、ARMテンプレートからAzureのリソースを自動で作成する方法を解説を終わります。
AzureARMテンプレートまとめ
今回の記事では、ARMテンプレートからリソースを作る方法を解説しました。作成方法は簡単です。しかし、ARMテンプレートは作成失敗したときにログが分かりづらい感じがします。なので、私はTerraformで自動化を進めています。自動化ツールはいくつかあるので、自分が使いやすいものを使いましょう。
また、Azureをさらに勉強したい方は、こちらの参考書がオススメです。
UdemyでもAzureの講座がいくつかあるので受講してみましょう!
以上で、記事を終わります!ありがとうございました。