こんにちは、フルスタックエンジニアのryuです。
今回の記事は、LPICは白本だけで合格できるのか?について解説します。結論、Linuxをある程度触ったことがある人であれば白本だけで合格することは可能です。しかしLinuxを触ったことがない初心者の方は白本だけで合格することは難しいです。今回の記事では、LPICの白本について解説します!
目次
LPICは白本だけで合格できるのか?
そもそも白本とは?
そもそも白本は、「Linux教科書 LPIC レベル1 スピードマスター問題集 Version5.0対応」という本です。
以下のような白い表紙なので、白本と呼ばれています。
こちらの本は、LPICの101試験と102試験が収録されています。約500問の練習問題を実施することができます。本番と同じような問題が出題されることから、LPIC受験者に長年愛用されています。
LPICに合格するために、必要な参考書の1つです。
白本だけで合格できるかはLPIC勉強前の前提知識があるかどうか
では、この白本だけでLPICに合格で切るのでしょうか?
結論、白本だけで合格できるかどうかは、前提の知識がどれだけあるかに関係します。
白本はLPICの問題集です。LPICの問題を理解できる基礎を持っていれば、白本だけで合格できるでしょう。逆に、白本を読んでも問題を理解できない場合は、白本以外にもLPICの教材が必要です。
次に、レベルに合わせてどのように白本を使えばよいのか詳しく解説します。
Linuxの経験者の場合は白本だけで合格できるのか
ここからは、Linuxの経験者の場合、どのように白本を使えばよいのかを解説します。
Linuxの経験者は白本だけで合格可能
Linuxの経験者は白本だけでLPICに合格することができます。
私の周りにも白本だけで合格する人は多くいました。しかし、そのような人は、実務でLinuxを触っていた人です。Linuxの基礎やコマンドなどを使いこなしていました。
ただ、そのようなLinuxを実務で使っている人でも、何も勉強していない状態では合格できません。LPICの問題に慣れる必要があります。また、実務で出てこない内容を改めて勉強しましょう。
例えば、Linuxのカーネルの仕組みなど、Linuxの仕組みの部分は実務で学ばないことが多いでしょう。そのような内容は学習する必要があります。しかし、Linuxをある程度触ったことがある人ならば、参考書を買うよりも、分からない部分だけ検索して調べるだけでも十分理解できます。
まずはLPICの白本をやってみて、分からない部分を自分で調べていきましょう。そうすることでLPICで出題される範囲の知識を身につけられるでしょう。
白本を何回も実施して問題に慣れよう
白本は何回も実施して問題に慣れるまでやりましょう。
1回だけ問題集を実施しても、なかなか覚えられないでしょう。LPICの白本は最低3回は実施しましょう。
Linuxの経験者ならば、白本を3回やれば合格に近づくでしょう。
Linuxの初心者の場合は白本だけで合格できるのか
Linuxの初心者はまずは基礎固めをしましょう
Linuxの初心者はまずは基礎固めをしましょう。
Linuxの基礎固めをするには、InfraAcademyというLinux学習サービスがおすすめです。
こちらの本では、コマンドを入力しながらLinuxを学習することができます。
Linuxの入門講座、中級講座、サーバー構築、LPIC講座などを学習することができます。
LPICに合格するためには、Linuxの基礎知識が必要です。Linuxの基礎知識は白本だけでは身につきません。Linux初心者のかたは、まずはLinuxの基礎を身につけることを優先しましょう。
Linuxの基礎を身につけた段階で、白本などを使うことをおすすめします。
関連記事:LPICのサーバー構築が練習できるおすすめ教材をご紹介!DNSやWebサーバーを構築してLPICに合格しよう
LPICの教材と白本を組み合わせるのがベスト
Linux初心者の方は、白本と他の教材を組み合わせることがベストです。
ただ、あずき本と呼ばれるLPICの参考書は、初心者にとって難易度が高いのでおすすめしません。
参考:【LPICのあずき本が難しいと感じる方へ!】Linuxを始めたばかりの方がLPICを勉強する方法を解説。
先ほど紹介したInfraAcademyのような教材や、Linux初心者向けの教材を選ぶことをおすすめします。
まとめ
今回の記事では、LPICは白本だけで合格できるのかについて解説しました。LPICは初心者向けの資格試験ですが、しっかりと勉強する必要があります。