こんにちは、フルスタックエンジニアのryuです。
今回の記事は、LPICのあずき本が難しいと感じる方に向けて、LPICの勉強方法を解説します。LPICのあずき本とは、あずき色をした参考書のことです。「Linux教科書 LPICレベル1」という名前の本で、長年LPIC受験者に親しまれた本です。ただし、このあずき本は初心者にとっては難しい面もあります。
LPICのあずき本の難易度とは?
「LPICの取得をしたいけど内容が難しい」
「参考書を読んで挫折した」
このように感じるLinux初心者の方は多いと思います。
今回の記事では、Linuxを始めたばかりの方がLPICを勉強する方法を解説します。
その前に、なぜLPICのあずき本が難しいと感じるのかを解説します。
あずき本とは?
そもそもあずき本とはなんなのでしょうか?あずき本とはこちらの参考書のことです。
表紙があずき色をしていることからLPIC受験者の間で「あずき本」と呼ばれています。Linux教科書 LPICレベル1」という名前の本で、長年LPIC受験者に親しまれています。
しかし、Linuxを始めたばかりの人たちにとっては、少々難易度が高い内容になっています。
難易度の要因とその影響
なぜあずき本が難しいと感じるのでしょうか?
それは、LPICの構成にあります。
LPICの一番簡単なLPIC101試験では、以下の内容が出題されまれます。
- システムアーキテクチャ
- Linuxのインストールとパッケージ管理
- GNUとUnixコマンド
- デバイス、Linuxファイルシステム
あずき本も同様の構成をしており、初心者にとって難しいシステムアーキテクチャを最初に学ぶ必要があります。難しい内容から学習するため、挫折する人が多いです。
では、どのようにすれば、挫折しないで済むのでしょうか?次に解説します。
あずき本を乗り越えてLPICを獲得しよう
どのようにすれば、あずき本で挫折せずにLPICを獲得できるのでしょうか?
まずはLinuxの基礎から学習を始める
いきなりあずき本から学習を始めるのは、初心者にとって難易度が高いので、まずはLinuxの基礎から学習しましょう。
Linux学習でおすすめなのがInfraAcademyという学習サービスです。
InfraAcademyでは、Linuxやネットワークなどを体系的に学習することができます。AWSで環境構築が終わったら、InfraAcademyの教材通りに進めると、Linuxの知識が身につくでしょう!
LPIC試験の学習
Linuxの基礎を学習したら、LPIC試験の学習も始めましょう。
LPICでは、Linuxの内容が出題されますが、実務で使わないような詳しい内容も出題されます。合格するためには、LPIC対策用の学習をする必要があります。
先ほど紹介したInfraAcademyでも学習できますし、もう少し難易度の低い参考書を購入して学習を進めるのもよいでしょう。
あずき本よりも難易度が低く分かりやすい参考書はこちらです。
関連:LPICのおすすめ参考書5選【合格したい人必見です!】
挫折しないためにも、自分のレベルに合った参考書や教材を見つけるのがポイントです。
学習を継続する
最後のポイントとしては、学習を継続することです。
参考書や教材を1回だけやっただけで合格するのは、難しいでしょう。
内容を覚えるためにも、繰り返し学習をする必要があります。
毎日5分からでも習慣にすることが重要です。通勤時間や休憩時間などをうまく活用してLPICの学習を継続しましょう。そうすると、LPICの合格に近づくことができるでしょう。
また、一人で学習を進めると継続が難しい場合もあります。そのようなときは、LPICを取得する仲間を見つけたり、メンターを付けたりしても良いと思います。
まとめ
今回の記事では、LPICのあずき本が難しいと感じる方に向けて、LPICの勉強方法を解説しました。Linuxの基礎を学習したり、学習を継続する方法などを解説しました。
LPICはLinux学習者がまず初めに取得する資格だと思います。ここを挫折せずに乗り切れば、さらにレベルアップできるでしょう。
LPICの取得を考えている方や、現在LPICの試験でうまくいっていない方はぜひ参考にしてください。