こんにちは、フルスタックエンジニアのryuです。
インフラエンジニアに必要なスキルって何?
そんなお悩みありませんか?
この記事では、
について解説します。
インフラエンジニアとは、システムのネットワークやサーバーなど基盤を設計・構築・運用するエンジニアのことです。
インフラエンジニアには、幅広い知識・スキルが必要になります。そこで、現役エンジニアがインフラエンジニアに必要なスキルを詳しく解説します!
インフラエンジニアに必要なスキルとは?
インフラエンジニアには、以下のようなスキルが必要です。
- サーバーやネットワークなどのスキル
- 設計のスキル
- セキュリティや運用のスキル
- プログラミングなどアプリ側のスキル
- マネジメントのスキル
- 営業のスキル
それぞれについてさらに詳しく解説します。
サーバーやネットワークなどのスキル
まず、インフラエンジニアに必要な知識は、サーバーやネットワークのスキルです。
インフラエンジニアは、サーバーやネットワークの運用保守や設計構築の仕事をすると思います。そのような仕事をするために、サーバーやネットワークのスキルが必要になります。
サーバーやネットワークといっても多くの内容があります。例えば、IPアドレスやDNSサーバー、Webサーバーといった内容です。また、Cisco機器のコマンドやLinuxのコマンドも覚えておく必要があります。
このようなスキルを身につけるためには、インフラ学習サービスのInfraAcademyがおすすめです。シミュレーターを使いながらハンズオン形式でインフラの学習を行うことができます。
設計のスキル
続いて必要なスキルは、インフラの設計スキルです。
インフラの設計とは、どのようなネットワーク構成にするのか、どのようなサーバー構成にするのかを考える仕事です。
インフラの設計を行うためには、サーバーやネットワークの知識はもちろん、セキュリティや運用のスキルも必要になります。
例えば、社内のネットワークを設計する際、どのくらいの人数が使用して、割り当てるネットワークやIPアドレスはどうするのか。社内のWebサーバーやメールサーバーを利用するためにはどうするのか。外部からの侵入を防ぐためにセキュリティをどうするのかを考える必要があります。
インフラの設計を学習するためには、応用情報技術者試験やネットワークスペシャリスト試験がおすすめです。難関な資格ですが、設計に必要な考え方を問題を解きながら身につけることができます。
関連:インフラエンジニアはどの順番で資格試験を取得すればよいのか?おすすめ資格試験と順番をご紹介
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プログラミングなどアプリ側のスキル
続いて必要なスキルは、プログラミングなどのアプリ側のスキルです。
インフラはシステムの基盤です。そのインフラには、何かサービスを提供しているアプリケーションがあります。例えば、Webサイトならば、Webシステムが動作するソースコードです。
一見インフラエンジニは、プログラミングなどは必要ないと思われるかもしれませんが、そうではありません。なにかトラブルが発生した際などに、インフラエンジニアが初期の対応をすることがあります。そのようなときに、トラブルの原因がインフラ側にあるのかアプリ側にあるのかを見極める必要があります。
トラブルなどの障害が発生した際に、プログラミングなどのアプリ側のスキルを持っておくと、トラブルが素早く解決できるでしょう。
アプリ側のスキルを身につけるためには、Udemyという学習サイトがおすすめです。動画を見ながら、プログラミングなどを身につけることができます。
マネジメントのスキル
インフラエンジニアにもマネジメントのスキルは必要です。
マネジメントのスキルは、PM(プロジェクトマネージャー)だけに必要だと思われますが、メンバーにも必要です。
マネジメントのスキルがあると、全体を見ながら仕事を進めることができます。インフラエンジニアは、システムの基盤に関係する部分の仕事が多いため、さまざまな部署とのやりとりが必要になります。関係者が多くなればなるほど、マネジメントのスキルが重要になります。
また、部下がいる方の場合は、マネジメントスキルは必須となります。インフラエンジニアとして3~5年の経験が貯まると、部下を持つことが多くなります。
営業のスキル
インフラエンジニアの必要なスキルで最後にご紹介するのは、営業スキルです。
インフラエンジニアに必要な営業スキルとは、物を売るスキルというよりはお客様や他部署のニーズを把握する能力です。インフラエンジニアは、さまざまな部署やお客様と連携しながら仕事を進めていきます。
そのような場合に、そのような要望・ニーズがあるのかをヒアリングして、システムの設計に反映させる必要があります。
システム側とお客様/ビジネス側とのコミュニケーションがうまくいかず、失敗してしまうプロジェクトはいくつかあります。例えば、お客様/ビジネス側が想像していたシステムとは全然違うシステムが納品されたり、見積りを大幅に超える金額を請求されてしまうなどです。
このようなコミュニュケーションエラーを防ぐためにも、どのような要望・ニーズがあるのかをしっかりとヒアリングして、適切なシステムを提案する必要があります。
インフラエンジニアのスキルマップ作成
ここまで、インフラエンジニアに必要なスキルを解説しました。
インフラエンジニアの必要な知識は知っておくだけでなく、ご自身の勉強に活かす必要があります。今回解説した内容を活かすためには、スキルマップを作成しておくことがおすすめです。
スキルマップは、各職場や目標に合わせて作ることをおすすめします。一例を以下にご紹介します。Excelなどで表を作成して、各行にスキル名を入力して、列にレベル0~5を作ります。
レベル0 | レベル1 | レベル2 | レベル3 | レベル4 | レベル5 | |
Linuxコマンド | ○ | |||||
サーバー構築 | ○ | |||||
DNS | ○ | |||||
Web | ○ | |||||
メール | ○ | |||||
DHCP | ○ | |||||
ネットワーク | ○ | |||||
IPアドレス | ○ | |||||
ルーティング | ○ | |||||
NAT | ○ | |||||
ACL | ○ | |||||
サーバー設計 | ○ | |||||
ネットワーク設計 | ○ | |||||
DB設計 | ○ |
レベル0は何も知らない状態で、レベル5は適切な設定を提案・教育できるレベルです。レベルの段階も各会社で決めても大丈夫です。
上記は、Linuxやネットワークが設定できるのかを重点においたスキルマップです。営業寄りの方の場合は営業のスキルもスキルマップに追加しておきましょう。
まとめ
今回はインフラエンジニアに必要な知識について解説しました。今回がご紹介したスキルは以下の通りです。
- サーバーやネットワークなどのスキル
- 設計のスキル
- セキュリティや運用のスキル
- プログラミングなどアプリ側のスキル
- マネジメントのスキル
- 営業のスキル
これからインフラエンジニアを目指している方はぜひ参考にしてください!