こんにちは、フルスタックエンジニアのryuです。
今回の記事はApacheの再起動方法を解説します。Apacheを再起動させるためのコマンドはいくつかあります。DebianやCentoOSなどのOSの種類によって変わります。今回の記事では、Linuxのディストリビューションによって異なるApacheの起動、停止、再起動のコマンドを紹介します。
Apacheの再起動の方法は?
Apacheはどうやって再起動するの?
今回の記事では、Apacheの再起動方法について解説します。Apacheの再起動方法はLinuxのディストリビューションによって変わります。
- Debianの場合→service apache2 restart
- CentOSの場合→service httpd restart
それぞれの場合について解説します!
DebianでApacheを再起動する
まずはDebianです。DebianでApacheを再起動するコマンドは以下の通りです。
service apache2 restart
Apacheを停止と起動させるコマンドはこちらです。
//停止
service apache2 stop
//起動
service apache2 start
Apacheが起動しているかどうかは、こちらのコマンドで確認できます。
service apache2 status
Apache2 is runnning.というメッセ時が表示されていれば、Apacheが起動しています。
CentOSでApacheを再起動する
次はCentOSです。yumでApacheをインストールする場合、パッケージ名はhttpdになるためコマンドも変わります。再起動するコマンドは以下の通りです。
service httpd restart
起動と停止のコマンドも同様です。
//停止
service httpd stop
//起動
service httpd start
コマンドの”apache2″の部分が”httpd”になっているだけです。
serviceコマンドを使用すると、Linuxで常駐するプログラムつまり、デーモンの操作をすることができます。
Apacheの再起動に失敗する場合
Apacheが正常に再起動すると「OK」と表示されます。しかし、設定に不備がある場合、「error」の文字が表示されます。
//エラーがある場合の挙動
service apache2 restart
[FAIL] Restarting Apache httpd web server: apache2 failed!
[warn] The apache2 configtest failed. ... (warning).
この場合は、コマンドに表示されたエラーメッセージをよく読みましょう。[warn]の下にはこのようなエラーメッセージが表示されています。
AH00526: Syntax error on line 19 of /etc/apache2/apache2.conf:
Invalid command '/etc/apache2/', perhaps misspelled or defined by a module not included in the server configuration
Action 'configtest' failed.
The Apache error log may have more information.
このエラーの内容は”/etc/apache2/apache2.conf”の19行目の文法が悪いという意味です。ファイルの中身を確認して修正しましょう。修正ができたら再起動しましょう。
Apacheの再起動の方法まとめ
今回の記事ではApacheの再起動の方法を解説しました。まとめると以下のようになります。
- Debianの場合→service apache2 restart
- CentOSの場合→service httpd restart
- 再起動に失敗したら、エラーメッセージを確認
Apacheの基本的な動作なのでぜひ覚えておきましょう!
このようなインフラに関連する技術を当ブログで紹介しているので興味のある方は是非ご覧ください。
さらにlinuxについて勉強したい方はこちらの参考書がオススメです。