こんにちは、工業高校卒のryuです。
今回の記事では、工業高校から就職して後悔することを解説します。なぜ今回の記事を書くのか。それは、私と同じ後悔をして欲しくないからです。工業高校から就職する一番のメリットは大手企業に簡単に就職できることです。しかし、それ以上にデメリットもあります。今回は私の実体験を基に後悔したことと、その対策方法を解説します。
目次
工業高校から就職して後悔すること
工業高校から就職しようと考えているけど・・・
これから話すことを知っておかないと、後悔することになるかも
今回の記事は、工業高校から就職して後悔したことと、その対策方法について解説します。
この記事を読んでいるということは、工業高校から就職するかどうか悩んでいる方もしくは、すでに就職して後悔してしまっている方かもしれません。
私自身、工業高校を卒業してから、大手メーカーに就職して、6年経って転職しました。
今回は私自身の経験から、工業高校から就職して後悔することとその対策方法を解説します。まず、必ず後悔することは以下の通り。
定年まで同じ仕事をすることになる
一生同じ仕事は嫌ですよね。なぜそうなるのか?そうならないためにはどうすればよいのかをご説明します。
では、詳しく解説します!
工業高校卒の場合、定年まで同じ仕事をする可能性あり!?
まず、1つ目に後悔することは、「定年まで同じ仕事をし続ける可能性がある」ということです。
ずっと同じ仕事は退屈・・・
同じ仕事をし続けるということは、他の仕事を覚えずに楽と思う方もいるかもしれません。
しかし、想像してみましょう。もし工場で流れる製品を見続けるという仕事を永遠とやるとなったら・・・
ほとんどの人は暇すぎて精神が病むと思います。
では、なぜこのように同じ仕事ばかりさせられるのか?そうならないためには、どのようにすべきかを詳しく解説します。
なぜ、定年まで同じ仕事なのか?
まず、「なぜ定年まで同じ仕事なのか」を解説します。
工業高校を卒業すると90%以上の方は工場勤務になります。
工場勤務の場合、マニュアルが存在して誰でも同じような品質で同じ仕事ができるようになっています。それに対して、大卒の総合職の場合は、何かを企画したり、開発したり、マニュアル化できないような仕事がほとんどです。
マニュアルがあるということは、学力が無くても体力さえあれば、仕事ができます。
つまり、工業高校卒で学力が無い場合は、永遠と工場作業になる訳です。
私自身、大手メーカーに工業高校を卒業して就職しました。同期入社したほとんどの人は今も工場で同じような仕事をしています。しかし私は、大手メーカーで大卒と同じようにシステム開発の仕事をしておりました。
では、どのようにして、そのような開発など様々な仕事ができるようになったのか、その方法を解説します。
工業高校卒から工場以外に配属されるためには?
工業高校から就職すると、工場に配属され永遠と同じ仕事をしなくてはなりません。そうなると必ず後悔すると思います・・・
では、どのようにして回避すればよいのでしょうか?
それは工場に配属されなければ良いのです。そうするためには、オススメなことは、ITの技術力です。
え!?情報系の学科ではないんだけど・・・
IT系の内容は、工業高校の情報系や電子系の学科で勉強することだと思います。しかし、安心してください。
私自身、工業高校の電子機械科から大手メーカーのIT系の部署に配属になりました。
情報系の学科でなくても、IT系の部署に配属することは可能です。先ほどの工場配属される90%以外に入ればよいのです。
では、どのようにすればIT技術を身に付け、IT系の部署に配属することができるのかを解説します。
就職後に後悔しないためにはITの知識を身に付けるべき
工業高校から就職して後悔しないためには、ITの知識を身に付けることをオススメします。
その理由は2つあります。
- ITの開発系の部署に配属され新技術の仕事ができる
- 転職するときに有利
現在、大手企業はIT系の技術者が不足しています。そのためITの技術があれば高卒であろうとIT系の部署に配属される可能性が高くなります。
そうすると、最新技術の仕事に携わることができます。また、転職するときにかなり有利になります。大手でシステム開発していた実績は貴重です。
ここからが本題です。
では、どのようにしてITの知識を身に付ければよいのしょうか?詳しく説明します。
方法①:独学でITの知識を身に付ける
ITの知識を身に付けるためには、まずは独学しましょう。「いや、独学なんて無理でしょ・・」「勉強なんてしてきていない・・・」と思う方もいるでしょう。
独学で重要なのは目標です。ITの知識と言ってもピンキリです。トップレベルを目指す必要はありません。実は、初心者レベルでも十分な仕事ができます。
今回は就職時にIT部署に配属されるために必要な知識を習得するためのレベルを想定します。
高卒で大手企業に就職する場合、同期の数は数百人になります。面接では、自分のスキルをアピールする時間は無いでしょう。
そのため、履歴書に書けるITの国家資格「ITパスポート」か「基本情報技術者試験」を取得しましょう。
高校生でITパスポートを持っている人は希少なので、アピールになります。ITパスポートの取得方法はこちらの記事で詳しく解説しているので、下記をご覧ください。
方法②:スクールなどに通う
独学でIT知識を身に付けることが難しい人もいるでしょう。そのような方は、スクールなどに通い教えてもらうようにしましょう。
スクールもピンキリです。
何十万円もかかるようなスクールに通うのは絶対に止めましょう。なぜなら、初心者のうちは費用対効果が無いからです。
スクールでは資格の取得はできません。しかし、ゲームやアプリを作成することができるので、志望動機に書いてアピールすることが可能です。また、資格よりも実用的なスキルなのは間違いありません。
今の時代はITのスキルは必須です。いくつかのオススメスクールのリンクを貼ってくので、興味のある方は是非ご覧ください。
工業高校から就職して後悔している人にアドバイス
最後に、工業高校から就職で後悔している人に向けてアドバイスをします。それは、とにかく行動してみることです。
就職で後悔している人は仕事の内容だったり、年収だったり不満があると思います。その不満を解消するためには、今の環境を変えるのが一番効果的です。
「勉強する時間が無い」や「どうせ転職したところで・・・」などネガティブな考えはやめましょう。このような考えになるのは行動しない理由を作っているからです。
いきなり転職するのは難しいという人もいると思うので、まずは転職先を探してどのような仕事についてみたいのかを考えるだけでも大きな一歩です。
高卒に特化した転職サイトは、↓から閲覧することができます。ぜひ探してみましょう。
以下の悩みをお持ちの方にオススメ
- なんとか高収入の正社員就職をしたい…
- 就職はしたいけど、何をしたら良いかわからない…
- もっと、自分にあった仕事があるはず…
また、こちらの本で転職についての考えをまとめてみるのもオススメです。
工業高校から就職して後悔しないために【まとめ】
ここまで、工業高校から就職して後悔することとそうならないための方法を私自身の実体験から解説しました。
今回の記事のポイントは以下の通りです。
- 高卒の場合、一生同じ仕事になる可能性あり
- そうならないためにITの技術を身に付けるべき
- ITの技術を身に付けるために、独学やスクールに通う
工業高校から就職して後悔の無いようにしましょう。もし後悔しているなら、転職して自分の人生を変えるのも一つの手です。転職する方法についてはこちらの記事で詳しく解説しています。
以上で今回の記事を終わります。ここまで読んでいただきありがとうございました。