こんにちは、フルスタックエンジニアのryuです。
今回の記事では、ユーザーを一覧で表示させる方法を解説します。「どのくらいユーザーが登録されているのか分からない」「どんなユーザー名が設定されているのか知りたい」とお悩みの方のために、ユーザー情報を一覧で表示させる方法をご紹介します。ユーザー情報は、/etc/passwdファイルに格納されているので、このファイルを見ることで確認できます。
Linuxのユーザーを一覧で表示させる方法は?
cat /etc/passwdで確認する
Linuxのユーザーを一覧で表示させるためには、/etc/passwdファイルの中身を確認しましょう。確認させるためには、以下のコマンドを入力します。
cat /etc/passwd
コマンドを入力すると、このように表示されます。

このように、ユーザーの情報が一覧で表示されます。つづいて、/etc/passwdにはどのような情報が格納されているのか詳しく解説します。
/etc/passwdはどのような情報が格納されているのか?
先ほどは、/etc/passwdの中身を表示させる方法を説明しました。では、その中身はどのような情報が格納されているのでしょうか?詳しく解説します。
/etc/passwdファイルは、ユーザーの情報が一行ずつ格納されています。一行目は、以下のようになっています。
root:x:0:0:root:/root:/bin/bash
それぞれの値は、以下のような意味をもっています。
[ユーザー名]:[パスワード]:[ユーザーID]:[グループID]:[本名]:[ホームディレクトリ]:[ログインシェル]
今回のrootユーザーに当てはめてみると、
ユーザー名 | root |
パスワード | x(暗号化されてx) |
ユーザーID | 0 |
グループID | 0 |
本名 | root |
ホームディレクトリ | /root |
ログインシェル | /bin/bash |
このような各ユーザーの情報が/etc/passwdファイルに格納されています。
ユーザーの一覧情報を確認する方法まとめ
今回の記事では、Linuxでユーザーの一覧情報を確認する方法を解説しました。
ユーザーの情報を一覧で確認するときは、/etc/passwdを見ると覚えておきましょう。
以上で解説を終わります。当ブログではインフラに関連した内容を発信しているので興味のある方は是非ご覧ください。