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【Linux】カーネルのバージョンを確認するunameコマンド

こんにちは、フルスタックエンジニアのryuです。

今回の記事は、Linuxのカーネルのバージョンを確認するunameコマンドについて解説します。カーネルのバージョンは、「21.1.0」のように数字が付けられています。unameコマンドを使ってカーネルのバージョンを確認する方法を学びましょう。

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unameコマンドでカーネルのバージョンを確認する

uname -r

カーネルのバージョンを確認するためには、以下のようにコマンドを入力します。

 uname -r

コマンドを入力すると、以下のように表示されます。

5.4.0-126-generic

unameコマンドでは、OS、システムのホスト名、またはハードウェアの情報を出力します。-rオプションを使うことで、カーネルのバージョンを見ることができます。

unameコマンドのオプション

unameコマンドはカーネルのバージョン以外も表示することができます。いくつかのオプションをご紹介します。

オプション概要
-mマシンのハードウェア名を出力
-nノード名を出力
-pマシン プロセッサ アーキテクチャ名を出力
-sOS名を出力
-vOSのバージョンを出力
-a全ての情報を出力

/proc/versionでもカーネルのバージョンが確認できる

/proc/versionにもカーネルのバージョンが確認できます。以下のようにコマンドを実行します。

cat /proc/version

コマンドを入力すると、以下のように表示されます。

Linux version 5.4.0-126-generic (buildd@lcy02-amd64-072) (gcc version 9.4.0 (Ubuntu 9.4.0-1ubuntu1~20.04.1)) #142-Ubuntu SMP Fri Aug 26 12:12:57 UTC 2022

unameコマンドと同じように、”5.4.0-126-generic”とカーネルのバージョンが表示されました。

カーネルのバージョンを確認するためには、unameコマンドで表示されるか”/proc/version”ファイルの中身を閲覧する方法があります。

カーネルのバージョンを確認するunameコマンドまとめ

今回の記事では、カーネルのバージョンを確認する方法について解説しました。まとめるとこちらの2点です。

  • uname -r コマンドで表示
  • cat /proc/version で表示

unameコマンドは、実務ではあまり使いませんが、LPICなどの資格試験では出題されることがあるので覚えておきましょう。

当ブログでは、このようなビジネスやITに関する記事を発信しているので興味のある方は引き続きご覧ください。

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ryu@InfraAcademyというインフラ学習サービス運営
大手企業→上場ベンチャー→スタートアップでエンジニアをしていました。 インフラエンジニア歴10年以上。 Linuxやネットワークの学習ができるサービスInfraAcademyを運営中。
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