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スイッチのアクセスポートとトランクポートの違いとは?概要や設定方法などを詳しく解説

インフラエンジニアの仕事

こんにちは、フルスタックエンジニアのryuです。

今回の記事では、スイッチのアクセスポートとトランクポートの違いについて解説します。それぞれの違いは、ポートを通過するネットワークです。アクセスポートとトランクポートの概要や設定方法などを詳しく解説します。

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スイッチのアクセスポートとトランクポートの違いとは?

アクセスポートとトランクポートって何?

今回の記事では、アクセスポートとトランクポートの違いについて解説します。それぞれのポートの違いは、以下の通りです。

  • 1つのネットワークの通信が行われる→アクセスポート
  • 複数のネットワークの通信が行われる→トランクポート

トランクポートとアクセスポートについて詳しく解説します。

1つのネットワークの通信が行われるアクセスポート

まずアクセスポートについて解説します。アクセスポートは1つのネットワークが通るポートです。

スイッチでは、ネットワークを仮想的に分割するVLANという技術があります。アクセスポートには、このVLANが1つ割り当てられます。デフォルトの状態ではVLAN1が割り当てられています。

PCなどのクライアント機器が接続されている場合は、ほとんどの場合はアクセスポートになります。

アクセスポートの概要

VLANについては、こちらの記事で詳しく解説しています。

・関連記事:VLANとは?VLANの仕組み、スイッチへの設定方法などを詳しく解説します

複数のネットワークの通信が行われるトランクポート

次にトランクポートについて解説します。トランクポートは複数のネットワークの通信が行われるポートです。これは、スイッチ間やスイッチ-ルーター間の通信で行われます。

トランクポートが必要な構成は以下のような場合です。

トランクポートの構成

トランクポートは、スイッチ間のオレンジ色の部分が接続されているポートです。上記構成の場合は、VLAN1とVLAN2がトランクポートを通ります。

このように、複数のネットワーク、つまり複数のVLANでネットワークを構築している場合はトランクポートが必要になります。

アクセスポートとトランクポートの設定

次にアクセスポートとトランクポートの設定方法について解説します。Ciscoのスイッチを想定しています。

アクセスポートの設定方法

アクセスポートの設定方法は以下の通りです。

(config)#int gi 0/1
(config-if)#switchport mode access 
(config-if)#switchport access vlan 10 //←vlanを設定する場合

アクセスポートを設定したいポートで設定を行います。アクセスポートはデフォルトで設定されているので、上記のコマンドを入力しなくても大丈夫です。

トランクポートの設定方法

トランクポートの設定方法は以下の通りです。

(config)#int gi 0/1
(config-if)#switchport mode trunk

トランクポートの確認をする場合は、以下のコマンドを入力します。

#show int  trunk
Port     Mode    Encapsulation    Status       Native vlan
Gi0/1    on        802.1q             trunking    1

「show int trunk」コマンドを使用することでトランクが設定されているポートが分かります。

スイッチのアクセスポートとトランクポートの違いまとめ

今回の記事では、スイッチのアクセスポートとトランクポートの違いについて詳しく解説しました。

アクセスポートとトランクポートはスイッチの基礎的な設定なので覚えておきましょう!

当ブログでは、このようなネットワークやインフラに関する知識を発信しているので興味のある方は是非ご覧ください。

さらにネットワークについて勉強したい方は、こちらの参考書がオススメです。

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