こんにちは、インフラエンジニアのryuです。
今回は、工業高校から就職か進学で迷っている方へアドバイスを行います。結論を言うと大手企業へ就職することをオススメします。卒業してから6年経過し、同級生はほぼ全員が就職しました。就職した人と進学した人を比較してアドバイスをします。
目次
工業高校から就職か進学へ迷っている方へ
「工業高校から就職するか進学するかどうしよう・・・」
このように悩んでいる方へ、工業高校を卒業して6年経過した私が、どちらが良いかアドバイスします。
工業高校から大手企業に就職することをオススメします
結論を先に言うと「工業高校から大手企業に就職する」ことをオススメします。
理由は3つあります。
- 大卒で中小に就職するよりも年収が良い
- 就活が楽
- 進学したい場合は、就職後にできる
このように思う理由を具体例と合わせて解説します!
大卒で中小に就職するよりも年収が良い
まず、一つ目の理由として、「大卒で中小企業に就職するよりも年収が良い」ということです。
社員数1000人以上の大企業に就職した高卒男性の生涯賃金は2億3300万円なのに対し、社員が10~99人の中小企業に就職した大卒男性では1億9430万円。
(https://news.livedoor.com/article/detail/10795270/)
労働政策研究・研修機構の「ユースフル労働統計2014 ―労働統計加工指標集―」より、このような結果が出ています。
つまり、高卒で大手企業に就職すれば年収も高いということです。
実際に、現在の私は25歳ですが、500万円以上稼いでいます。中学や高校の同級生の中には、一流大学へ進学した人も多いです。しかし、現在の年収で私を超えている人はほぼいません。
一流大学へ進学しても、年収多くないの!と思う方もいると思います。現在、一流大学へ進学しても、大手企業に進学できる人は数少ないです。
年収を多くもらいたい方は、高卒から大手企業に就職することが良いです!
就職活動が楽
二つ目の理由として、「就職活動が楽」ということです。
高卒の場合、就職活動でやることはたった2つだけ
工業高校から就職活動をする場合やることはこれだけです。
- 履歴書を記入
- 面接1回
私の場合は、たったこれだけで就職活動が終わりました。
夏休みに履歴書を書き、面接を一回やって終了です。面接で質問される内容は、毎年使いまわしです。面接練習を数回やれば楽勝です。
大卒の場合、就職活動は過酷
では、大卒の場合はどうでしょうか。
- インターンシップ
- 自己分析
- 企業説明会
- 履歴書作成
- 面接
大卒の就職活動はやることが多いですね。インターンシップを含めると約1年くらい活動をします。
高卒と大卒の就職活動を比較した場合、高卒の方が圧倒的に楽ということが分かります。
進学したい場合は、就職後にできる
三つ目の理由として、「進学したい場合は、就職後にできる」ということです。
当たり前のことですが、大学への進学は何歳になっても可能です。社会人から進学する場合、社会人枠を使用すれば有利です。
社会人になってから進学するメリットはいくつかあります。
- 学びたいことが明確
- 金銭的に余裕があり学業に集中できる
- 社会人枠での進学が可能
このようにメリットがあります。一番重要なことは、「社会人から進学する場合、学びたいことが明確」ということです。
私の知人も、社会人から進学した人がいました。その人はやりたいことが明確で、目的意識を持って大学に行きました。高校から進学した人の大半は、何となく大学に通っている印象です。間違いなく時間の無駄です。
つまり、進学したい人は、一度就職してから進学することをお勧めします。
進学したい人は、一度就職してからでも遅くないということです。
工業高校から大手企業に就職する場合のデメリット
工業高校から大手企業に就職する場合のデメリットもあるので確認しておきましょう。
大手企業に就職する場合のデメリットとは?
もちろん大手企業に就職する場合のデメリットも存在します。以下の点です。
- 一生工場生活になる可能性あり
- 出世しない可能性あり
- 将来的には安定しない可能性あり
このようなデメリットも存在します。詳しくはこちらの記事で解説しております。デメリットの対策案も記述しているので参考にしてください。
工業高校から大手企業に就職することをオススメします
以上のような理由から、工業高校で就職するか進学するか悩んでいる方は、大手企業に就職することをオススメします。
しかし、大手企業に就職しても、一生安定ではありません。
安定していたとしても、数十年はラインの作業員として、きつい作業をしなければなりません。
自分のキャリア戦略を立てよう
最後のアドバイスとして「自分のキャリア戦略を立てよう」ということです。
世の中の動きが激しくなり、大手企業でもいつ倒産するか分からない時代です。また、人生100年時代となり、労働する年数も増えています。
企業が生き残る年数より、労働する年数が多くなる時代です。つまり、1つの会社に一生勤めるということは無いのです。
自分のキャリア戦略を立て、何歳の時にどのような仕事をするのかを考えましょう。
高校生のときから、ここまで考えて進路を決めると、必ず成功するでしょう!
大手企業に就職すると、一生工場勤務で終わる可能性もあります。そのようなことにならないように、戦略を立てて大手企業に就職するようにしましょう。
進路に悩んだときにオススメの本を紹介!
進路に悩んだときにオススメの本はこちらです。
これからの人生は100年あります。学校→就職→老後といった当たり前の生活では、成り立たないということが書かれています。
自分のキャリア戦略を考えさせられる一冊です。就職する前に読んでおきたい一冊です。こちらの本は分厚いので、読書が苦手な方はマンガで読むことをオススメします。