こんにちは、インフラエンジニアのryuです。
今回は、ディープラーニング試験E資格の受験方法を解説します。E資格を受験するためには、講座の受講が必須です。講座受講から当日の試験の様子までの一連の流れを解説します。今後、E資格を受験しようと考えている人は必見です。
E資格の受験方法を解説!
E資格とは、ディープラーニングのエンジニアのための資格試験です。
最近の流行はAIだと思い、E資格にチャレンジしました。2020年2月22日に受験しました。
今回の記事では、E資格の受験方法を解説します。
E資格の概要
公式ホームページには以下のように書かれています。
ディープラーニングに関する知識を有し、事業活用する人材(ジェネラリスト)と、ディープラーニングを実装する人材(エンジニア)の育成を目指します。各々に必要な知識やスキルセットを定義し、資格試験を行うとともに、協会が認定した事業者がトレーニングを提供します。各々年二回実施予定。日進月歩する技術であることから、検定・資格実施年毎に実施年号を付与する。
(日本ディープラーニング協会公式ホームページより)
ディープラーニングの試験には、G検定とE資格の2種類があります。
G検定はディープラーニングを活用する人のための試験
E試験はディープラーニングを実装する人のための試験となります。
E資格は実装する人のための試験。つまり、ディープラーニングをプログラミングできるスキルが必要です。
テスト中に実際にプログラミングするわけではありませんが、コードが出題され穴埋め問題として出題されます。
また、概要に「 日進月歩する技術である 」ということで、最新の論文などから出題される傾向があります。
どのような問題が出題されるのか
E資格は、過去問が公開されていません。過去問が公開されていないので、どのような問題が出題されるのか分からないと思います。
出題形式は4択の穴埋め問題になります。大問が34問あり、大問1問の中に、2~3問の問題があります。
出題される問題は学習のシラバスを読めば分かります。
しかし、単語しか載っていないので、その単語の意味や数式、特徴、実装方法は把握しておいたほうが良いです。
シラバスは公式ホームページより確認できます。
講座受講から当日の受験までの流れ
E資格を受験するためには、JDLAの認定プログラムを受講する必要があります。
その認定プログラムを受講し、修了してから受験することができます。
受験までの流れは以下のようになります。
- JDLAの認定プログラムを受講
- JDLA認定プログラムの修了
- E資格受験申込
- E資格受験
JDLAの認定プログラムを受験
E資格を受験するためには、認定プログラムを受験する必要があります。
認定プログラムを受験するためには、受験料が数十万掛かります。
費用と相談して受講しましょう。
認定プログラムの一覧は公式ページを参照してください。
https://www.jdla.org/business/certificate/?id=certificate_No04
東京の会場が多いですが、インターネット経由で受講するものもあります。
JDLA認定プログラムの修了
JDLA認定プログラムを修了するためには、いくつかの条件があります。(講座によります)
私が受講した講座では、毎回宿題がありました。授業で習ったモデルを実装して、AIの精度を受講者同士で競うものです。Kaggleのような感じです。
そもそもJDLA認定プログラムを受講するためには、ある程度Pythonでコーディングできるスキルが必要です。
また、出席率も関係してくるので、必ず出席しましょう。
JDLA認定プログラムを修了すると、修了コードがもらえます。
E資格受験申込
E資格受験の申し込みは、公式ホームページから行えます。
受験申込に必要なものは、修了コードと受験申込コード(バウチャーコード)が必要です。受験申込コードは認定プログラム終了後、受験するかどうか聞かれ、受験すると回答すると、バウチャーコードがもらえます。
バウチャーコードをもらっていない人はJDLA認定プログラム事業者に問い合わせましょう。
受験申込手順は以下のサイトに記載があります。
E資格の受験
最後にE資格の受験についてです。当日の受験の注意点をまとめました。
- 持ち物は身分証明書のみ
- 受験表はありません
- PC受験のため、試験が終わったら帰宅できます
- 計算問題はPCに備え付けの電卓が使用できます
会場に到着したら、スタッフに身分証明書を見せます。
そうすると、受験に使用するPCの使い方が書かれた用紙がもらえます。
PCで受験を行い、終わったら帰宅できます。
ちなみに合格発表は2020年3月3日です。
私は落ちているかもしれませんが。。。次回も頑張ります。