こんにちは、フルスタックエンジニアのryuです。
サーバー構築ってどうやって練習したらいいの?
そんなお悩みありませんか?
今回の記事では、サーバー構築の練習方法について解説します。サーバー構築の練習をするためには、Linuxの環境を準備する必要があります。Linuxの環境が準備できたら、DNSサーバーやWEBサーバーなどを構築してみましょう。
どうすれば、簡単にLinuxの環境が構築できるのか?サーバーを勉強するためには、どのような教材がいいのか?詳しく解説します!
目次
【Linux】サーバー構築の練習方法
「Linuxでサーバー構築はどのように練習すればいいの?」とお悩みの方のために、今回の記事では、サーバー構築の練習方法を解説します。
まずは、以下の流れでサーバー構築の練習を行います。
- Linux環境の準備
- Linuxの基本的な操作方法を学習する
- DNSサーバーやWEBサーバーを構築する
一つづつ解説していきます。
Linux環境の準備
まず、サーバー構築の練習するためには、Linux環境の構築が必要です。Linux環境を構築する方法には、以下のものがあります。
Linux環境の準備でのおすすめは、Linuxのシミュレータを使うことです。1クリックで、Linuxの環境が立ち上がります。LinuxのシミュレータはInfraAcademyという学習サービスで利用できます。後ほど詳しく解説します。
そのほかのシミュレーターでは、パッケージのインストールができないものもあります。
また、ある程度知識がある方は、DockerかWSLを使うのも1つの手です。ご自身のPCにインストールするだけなので、無料でできます。
VirtualBoxやAWSを使ってもLinux環境を構築できますが、ネットワークの設定など、少々面倒な部分があります。
Linux環境の準備が完了したら、Linuxの操作の練習を行います。
関連記事:ブラウザで動作するLinux環境を5つご紹介!ブラウザからLinuxを動かそう
Linuxの基本的な操作方法を学習する
次に、Linuxの基本的な操作方法を学習しましょう。サーバー構築の練習をする前に、ファイルを操作する基本的なコマンドを学習する必要があります。
では、どのように学習したら良いでしょうか?
Linuxの基礎を学習するには、以下のWebサイトがおすすめです。
上記の学習サービスでは、Linuxのシュミレーターを使って、基本的なコマンドやLinuxの知識を学習できます。Linux入門講座は、全8回あり、すべて受講するとLinuxの基本が身につくようになります。さらに学習したい方やサーバーの知識を身につけたい方は中級講座に進みましょう。
関連記事:Linuxのコマンド練習におすすめのInfraAcademy【Linuxのコマンドをブラウザで練習しよう】
DNSサーバーやWEBサーバーを構築する
Linuxの基本的な操作方法を学習したら、DNSサーバーやWEBサーバーを構築しましょう。
サーバーには、DNSやWEB以外にもあり、以下のようなものがあります。
- メール
- データベース
- SSH
- ファイル共有
- ファイル転送
- プロキシ
- ・・・etc
まずは、一般的なDNSサーバーやWEBサーバーからの構築を始めて、さらに別のサーバーも構築してみましょう。
関連記事:LPICのサーバー構築が練習できるおすすめ教材をご紹介!
サーバー構築が練習できる学習サービスInfraAcademy
サーバー構築を学習するためには、先ほど紹介したInfraAcademyがおすすめです。
サーバー学習ができるInfraAcademyの特徴
InfraAcademyの特徴は以下の通り。
- Linuxやネットワークの知識が体系的に学べる
- LINEやZoomでエンジニアに質問可能
- 全ての講座が閲覧できて、1,980円
- 購入から1週間以内であれば全額返金
Linuxの参考書を購入すると、3,000円以上するものもあります。InfraAcademyでは、1,980円でコンテンツ見放題で現役エンジニアに質問できるサービスまで付いています。
また、購入から1週間以内であれば全額返金保証もあるので安心です。
InfraAcademyでは、一部のコンテンツは無料で閲覧できるので、興味のある方はお試しください。
関連記事:サーバー学習におすすめのサイトInfraAcademy(インフラアカデミー)Linuxが基礎から学べる
InfraAcademyで学習できるサーバー構築講座
InfraAcademyでは、以下のサーバー構築講座を受講することができます。
InfraAcademyでは、実践的にLinuxが学習できるサービスです。
サーバー構築についても、Linuxの構築から始まり、パッケージのインストール、設定方法などを詳しく解説しています。
例えば、DNSサーバーの構築では、Bind9をインストールして、正引きや逆引きの設定を行います。またクライアントからnslookupコマンドを使って、名前解決ができることを確認します。
このように、サーバーの構築を実践しながら、サーバーの知識を身につけていきます。
サーバー構築を練習する重要性
ここまで、サーバー構築を練習する方法について解説しました。そもそも、なぜサーバー構築を練習する必要があるのでしょうか?
それは、現代のデジタル世界において極めて重要なスキルだからです。
サーバーは、ウェブサイト、アプリケーション、データベースなど、様々なWebサービスやアプリケーションの基盤となる技術です。つまり、Webサービスやアプリケーションを動かすためには、サーバーが必須になります。
インフラエンジニアを目指す人はもちろん、Web系や業務アプリ系のエンジニアなどITを使う人は身につけておきたい内容です。
サーバー構築を練習するメリット
サーバー構築を練習すると、様々なメリットがあります。
サーバー構築を練習するメリットについて詳しく解説します。
セキュリティの知識が身につく
まず一つ目のメリットは、セキュリティの知識が身につくことです。
サーバー構築の過程でセキュリティ対策も学ぶことになるります。例えば、Webサーバーを学習するときに、Basic認証やDigest認証を学んだり、SSHで公開鍵認証方式を学んだり、セキュリティの基礎知識を学ぶことになります。
セキュリティは、実務を行う上で重要な知識です。近年は、サイバー攻撃が多くなり、セキュリティの重要度がさらに高まっています。
ただ、セキュリティについて詳しい人はまだ少数です。サーバー学習と同時にセキュリティも身につけましょう!
カスタマイズ性の向上
自分でサーバーを構築できるようになると、独自の環境をカスタマイズできるようになります。
特定の要件やニーズに合わせて、サーバーの設定やソフトウェアを調整することができます。
特に、Webサービスや業務アプリの開発をする場合は、独自のカスタマイズが必要になります。システム開発をしていると、細かい要件に答える必要があるからです。プログラミングで要件を満たせる場合もありますが、インフラ側でしか対応できない場合もあります。
例えば、大量のデータを処理する場合、インフラの性能をチューニングする必要があります。このような際にサーバーの構築練習をしておくと、どの設定値を変えればよいのかが分かるようになります。
スキルの向上と市場価値の向上
サーバー構築をするためには、Linuxコマンドラインの使用やネットワーク設定など、幅広い知識とスキルが求められます。これにより、自身の市場価値を向上させることができます。
年収アップや転職を目指す方は、サーバー構築の練習をしておいて損はありません。インフラエンジニアとしてキャリアアップしたい方は、こちらの記事も参考にしてください。
関連:インフラエンジニアにオススメの転職サイト4選ご紹介!【年収を上げよう!】
まとめ
今回の記事では、今回の記事では、サーバー構築の練習方法について解説しました。これからサーバー構築の練習をしたい人はぜひ参考にしてください。
今後サーバー構築は重要なスキルになります。クラウドの環境が充実し、簡単にサーバーが構築できるからこそ、Linuxで一から構築するスキルが希少になります。
サーバーに障害が発生した際などに多いに役立つと思うので、サーバー構築の練習はぜひやってみてください。
以上で終わります。