こんにちは、フルスタックエンジニアのryuです。
今回の記事では、クラウドエンジニアになるための学習ロードマップをご紹介します。クラウドエンジニアとは、AWSやAzureなどのクラウドを設計、構築、運用するエンジニアのことです。クラウドエンジニアになるためには、どのような勉強をすればよいでしょうか?現役エンジニアが詳しく解説します。
目次
クラウドエンジニアになるための学習ロードマップをご紹介
クラウドエンジニアになるための学習ロードマップは?
今回の記事では、クラウドエンジニアになるための学習ロードマップをご紹介します。学習ロードマップは以下の通りです。
- Linuxやネットワークの基礎を学ぶ
- AWSやAzureを学習する
- クラウドでシステム構築をしよう
- 資格試験の勉強でクラウドの体系的な知識を身につけよう
それぞれについて、さらに詳しく解説します。
Linuxやネットワークの基礎を学ぶ
クラウドエンジニアになるためには、Linuxやネットワークなどインフラの基礎知識を学ぶ必要があります。
例えば、Linuxのコマンドや、ネットワークを構築する知識が必要です。
クラウドでの構築もオンプレでの構築も流れは同じです。ネットワークを構築して、サーバーを構築するという流れになります。
Linuxやネットワークを学ぶには?
Linuxやネットワークを学ぶためには、「InfraAcademy」というインフラ学習サイトがおすすめです。
InfraAcademyでは、Linuxのシュミレーターを使いながら、実践的に学習を進めることができます。
インフラの実践的な内容を学習することで、クラウドでも活用できる知識が身につきます。
その他のおすすめ学習サイトについてはこちらで解説しているので、興味のある方はこちらをご覧ください。
関連:インフラエンジニアになるためのおすすめ勉強サイト5選ご紹介!【Linuxやネットワークの学習をしよう】
どのような内容を学習すれば良いのか?
Linuxのネットワークの基礎とは、どのような内容のことでしょうか?私がクラウドエンジニアになる前に、学んでおいた方が良いと思う内容は、以下の通りです。
- Linuxのコマンド
- ネットワーク機器の設定コマンド
- DNSやWebなどのサーバー設定
上記の内容は、クラウドでも活用します。クラウドを学習する前に、Linuxのコマンドやサーバーの構築方法などを身につけておきましょう。
これらの知識を身につけておくと、クラウド学習の際に理解が進むでしょう。
AWSやAzureを学習する
Linuxやネットワークの学習がある程度できたら、クラウドの勉強をしましょう。
クラウドには、AzureやAWSなど様々な種類があります。多くはAWSを使っている現場が多いですが、大企業などはAzureを使っている印象です。ご自身の現場に合わせたクラウドの学習を進めましょう。
AWSやAzureをどうやって学習すればよいか?
AWSやAzureはどうやって学習すればよいでしょうか?
おすすめは以下の通りです。
- 公式ドキュメント
- Udemy
まず1つ目は、公式ドキュメントです。公式のドキュメントを読めば、どのようにAWSやAzureを設定するのかがわかります。また、公式ドキュメントには学習教材もあります。これらは無料で利用できるので、コストをかけたくない方におすすめです。
2つ目は、Udemyでの学習です。Udemyは、様々な教材を扱っているプラットフォームです。AWSやAzureなどの教材もあります。セール時には、1つの講座が2000円前後と参考書よりも安く購入できます。
Udemyのおすすめ講座については、こちらで詳しく解説しております。
関連:Azureを動画で学習するならUdemyがオススメ!Azureのオンライン講座を紹介
関連:AWSを動画で学習するならUdemyがオススメ!AWSのオンライン講座を紹介
どのような内容を学習すれば良いのか?
では、AWSやAzureではどのような内容を学習すればよいでしょうか?
初心者の方は以下の内容を学習しましょう。
- EC2などサーバーの構築方法
- RDSなどのデータベースの設定
- CloudWatchなどのログ監視
- AMIなどのユーザー管理方法
- VPCなどのネットワーク
- ECSなどのコンテナ
- CodePipelineなどのCICD
上記はAWSを例に、初心者に必要な知識を羅列しました。これらの内容を一通り学習することで、ある程度のアプリケーションのインフラをクラウドで作成できるでしょう。
AWSやAzureには、上記以外にも様々なサービスがあります。さらに知識を深めたい方は、上記以外のサービスも構築してみてください。
当ブログでも、AWSやAzureの構築方法を解説しております。
クラウドでシステムを構築しよう
最後に、クラウドの知識を身につけたら、クラウドを使ってシステム構築を行いましょう。Webサービスなどをリリースできるようにインフラをクラウド上で作成してみましょう。
例えば、ECSを使ったコンテナ環境やパイプラインを使ったCI/CDの環境など少しレベルの高い内容に挑戦してみましょう。クラウドでは、ボタン一つでインフラを作成できるサービスもあります。
それだけでは実践的な内容は学習できないので、勉強のために少し複雑な構成にチャレンジしてみましょう。
まとめ
今回の記事では、クラウドエンジニアになるための学習ロードマップをご紹介しました。これからクラウドエンジニアを目指す方やクラウドエンジニアに興味を持っている方は、参考にしてみてください!
当ブログでは、このようなインフラやITに関する知識を発信しているので、興味のある方は引き続きご覧ください。