こんにちは、フルスタックエンジニアのryuです。
今回の記事は、基本情報技術者試験の過去問解説です。関係データモデルにおいて,属性が取り得る値の集合を意味する用語についての問題です。リレーショナルデータベースのドメインについて詳しく解説します。
属性が取り得る値の集合を意味する用語はどれか
今回は以下の問題について解説します。
データモデルにおいて,属性が取り得る値の集合を意味する用語はどれか。
ア:関係(リレーション)
イ:実現値
ウ:タプル(組)
エ:定義域
答えは、『エ』の定義域です。今回の記事では、データベースの定義域(ドメイン)について解説します。
データベースの定義域(ドメイン)とは?
ここからは、データベースの定義域(ドメイン)について解説します。
定義域とは入力される値の集合のこと
データベースの定義域とは、入力される値の集合のことです。データベースには様々な値を入力することができます。
例えば、文字列、数列、日付などです。これらを定義したものが定義域(ドメイン)です。つまり、データ型です。
wikipediaには以下のように書かれています。
定義域(ていぎいき、ドメイン、英: domain)は、データ管理およびデータモデリング、データベース設計の文脈では、あるデータ要素が値としてとる可能性のある一意な値すべてから構成される、名前つきの有限集合をいう。 データ型と同じ意味と考えてよい。 現在は単に型(タイプ、type)と略されることも多い。
引用:定義域 (データベース) – Wikipedia
CREATE DOMAIN文でドメインを定義
ドメインを定義する場合は、CREATE DOMAIN文を使います。
CREATE DOMAIN name [ AS ] data_type
[ DEFAULT expression ]
[ constraint [ ... ] ]
CREATE DOMAIN文の使い方については、こちらの記事で詳しく解説されています。
・参考:CREATE DOMAIN (sraoss.co.jp)
過去問解説まとめ
今回は以下の問題について解説しました。
データモデルにおいて,属性が取り得る値の集合を意味する用語はどれか。
ア:関係(リレーション)
イ:実現値
ウ:タプル(組)
エ:定義域
答えは、『エ』の定義域です。
以上で解説を終わります。当ブログでは、このようなネットワークに関する内容や基本情報技術者試験の過去問解説をしているので興味のある方は引き続きご覧ください。
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