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LPIの試験が、11月17日までの受験なら不合格でも1回無料で再受験できる。Pearson VUEのキャンペーンの条件と、LPIC-1受験者の判断のしかた

著者: ryu | #LPIC #LPIC-1 #LPI
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こんにちは、インフラエンジニアのryuです。

LPIC-1の受験を考えている人に向けて、期限が近いキャンペーンの話をします。

LPI(Linux Professional Institute)と試験配信会社のPearson VUEが、期間内に受けたLPIの認定試験で不合格になった場合に、再受験を1回無料にするキャンペーンを行っています。

初回の受験期限は2026年11月17日です。この記事を書いている11月3日の時点で、残りはおよそ2週間です。

この記事では、キャンペーンの条件と流れを公式の告知をもとに整理したうえで、これからLPIC-1を受ける人が使うべきかどうかの考え方をまとめます。

Pearson VUEの無料再受験キャンペーンとは?

まずは、キャンペーンの中身から確認しましょう。

Pearson VUEは、LPICをはじめ、さまざまなIT資格の試験を配信している会社です。LPIC-1の101試験・102試験も、Pearson VUEのテストセンターやオンラインで受験します。

今回のキャンペーンは、Pearson VUEが複数の試験プログラムを対象に行っている期間限定のもので、LPIも参加しています。LPIの公式ニュースでは、次のように告知されています。

2026年9月29日から11月17日までに、プロモーションに参加登録したうえでPearson VUEでLPIの認定試験を予約・購入・受験し、初回で合格しなかった受験者は、再受験を1回無料で受けられる。(LPIの告知の要旨)

つまり、期間内に参加登録をして受験し、落ちてしまったときだけ、もう1回を無料で受けられるという仕組みです。合格した場合は何も起きません。

公式に案内されている日付を表にまとめると、次のとおりです。

項目 内容
初回受験の期間 2026年9月29日〜11月17日(Pearson VUEの告知では現地時間の表記)
無料再受験の期間 2027年1月4日〜4月7日
回数 参加している試験プログラムごとに1回まで
必要な手続き 参加登録、メールで届くプロモーションコードの入力、期間内の支払いと受験
再受験のルール 各試験プログラムの再受験ポリシーに従う

なお、Pearson VUEのLPI向けのページには開始日が9月20日と書かれている箇所があり、ほかの告知と食い違っています。終了日はどの告知でも11月17日なので、これから申し込む人には影響しませんが、細かい条件は申し込みの前に公式のページで確認してください。

申し込みから再受験までの流れ

次に、実際にキャンペーンを使うときの流れを見ていきます。

Pearson VUEの告知では、参加登録をしてから、予約、プロモーションコードの入力、支払い、受験までを期間内に済ませる必要があるとされています。順番を間違えると対象外になるおそれがあるので、ここがいちばん注意したいところです。

流れを時系列で並べると、次のようになります。

[今すぐ]        Pearson VUEの無料再受験ページで参加登録(オプトイン)
                  ↓ メールでプロモーションコードが届く
[〜11月17日]    試験を予約し、支払い画面でコードを入力して受験する
                  ↓ 不合格だった場合
[待機期間]      LPIの再受験ポリシー(初回の不合格後は7日間)に従う
                  ↓
[2027年1月4日〜4月7日]  無料の再受験を予約して受験する

先に参加登録をしてから予約する

いちばん大事なのは、試験を予約する前に参加登録を済ませることです。

参加登録をすると、プロモーションコードがメールで届きます。このコードを入力せずに予約・支払いをしてしまうと、キャンペーンの対象にならない可能性が高いです。

すでにLPIC-1の試験を予約している人は、自分の予約がキャンペーンの条件を満たしているかを、Pearson VUEの告知の規約で確認してください。予約の変更については、初回の受験を11月17日までに終えるのであれば日程の変更ができるとされています。

再受験には待機期間がある

無料の再受験は、各試験プログラムの再受験ポリシーに従うとされています。

Pearson VUEのLPIのページでは、初回の不合格のあとは7日間、2回目以降の不合格のあとは14日間あけてから再受験するように案内されています。今回の無料再受験の期間は2027年1月からなので、7日間の待機期間で困ることはほぼないはずです。

また、同じページには、LPIC-1の101試験は旧バージョンの 101-400 と現行の 101-500 が、再受験ポリシーのうえでは同じ試験として扱われるとも書かれています。

無料になるのは1回だけ

もう1つ見落としやすいのが、回数の数え方です。

Pearson VUEの規約では、無料の再受験は参加している試験プログラムごとに1回までとされています。LPIC-1は101試験と102試験の2つに合格して認定される資格ですが、2つとも期間内に受けて両方落ちたとしても、無料になるのは1回分と考えておいたほうが安全です。

試験の種類ごとに1回なのか、LPI全体で1回なのかは、申し込みの前に規約の文言を必ず確認してください。

LPI-Japanが運営するLinuCは、LPICとは別の資格です。LinuCにも再受験無料のキャンペーンがありますが、今回のPearson VUEとLPIのキャンペーンとは別のもので、対象や期間も違います。受ける資格の名前を確かめてから申し込んでください。

これからLPIC-1を受ける人に関係はある?

ここからが本題です。キャンペーンがあるからといって、準備ができていないのに急いで申し込む必要はありません。

自分の状況に合わせて、次の表で考えてみてください。

今の状況 おすすめの判断
101試験の勉強がほぼ終わり、模擬試験でも合格点に届いている 11月17日までに受験する。万一落ちても1月以降にもう1回受けられる
あと2週間あれば、苦手分野を仕上げられそう 参加登録をしてから日程を決める。直前の2週間の使い方を決めておく
まだ出題範囲を1周できていない 無理に申し込まない。合格できる準備ができてから受ける
102試験を11月中に受ける予定がある 101と102のどちらに使うかを考えておく(無料になるのは1回分と考える)

準備ができている人には使いやすい

すでに模擬試験で合格点に届いている人にとっては、条件のよいキャンペーンです。

LPIC-1の101試験・102試験は、どちらも90分で60問を解く試験です。準備ができていても、初めて見る問題の聞き方や時間配分で点数を落とすことはあります。

万一落ちても、1月から4月の間にもう1回受けられると分かっていれば、気持ちの面でも少し楽になります。

準備が足りない人は、キャンペーンを理由に急がない

一方で、まだ出題範囲をひととおり学べていない人が、キャンペーンの期限に合わせて受験するのはおすすめしません。

不合格になっても再受験は無料になりますが、初回の受験料は通常どおりかかります。準備不足のまま受けて落ちた場合、2回目も同じ準備のままだと結果は変わりません。

キャンペーンは、合格できる準備ができている人の保険として使うものと考えるのがよいと思います。

受けると決めたら、残りの2週間でやること

11月17日までに受けると決めた人は、残りの期間を重みの大きい主題の見直しに使いましょう。

101試験の直前の見直し方はLPIC 101試験まであと1週間の復習表に、102試験はLPIC 102の直前対策にまとめています。模擬試験をいつ解くか、点数をどう見るかはLPIC-1の模擬試験の使い方を参考にしてください。

試験の前日までに、次のような基本のコマンドを自分の手で打って結果を確かめておくと、問題文に出てきたときに迷いにくくなります。

ls -l /etc/passwd          # パーミッションと所有者の読み方を確認する
ps aux | head -5           # プロセスの一覧と列の意味を確認する
grep -c bash /etc/passwd   # パイプやgrepのオプションの動きを確認する

コマンドの基本から確認したい人は、Linuxコマンドの基本から読んでみてください。

2週間の使い方の例

残りの2週間をどう使うか迷う人のために、101試験を受ける場合の進め方の例を載せておきます。

あくまで一例なので、自分の苦手分野に合わせて入れ替えてください。大事なのは、新しい範囲に手を広げるより、間違えた問題の見直しに時間を使うことです。

期間 やること 目安
1〜3日目 模擬試験を1回通しで解き、主題ごとの正答率を出す 時間を計って90分で解く
4〜8日目 正答率の低い主題を、問題とコマンドの実行で見直す 1日1〜2主題
9〜11日目 間違えた問題だけを解き直し、選択肢をすべて説明できるか確かめる 説明できない選択肢は実際に打つ
12〜13日目 もう1回模擬試験を解き、時間配分を確認する 見直しの時間を10分ほど残す
前日 新しいことはせず、間違えた問題のメモだけを読み返す 早めに寝る

当日は、テストセンターなら本人確認書類を忘れないように、オンライン受験なら受験する部屋とPCの準備を前日までに済ませておきましょう。持ち物や受験環境の条件は、Pearson VUEの案内で確認してください。

予約する前に確認しておきたいこと

最後に、申し込みの前に確認しておきたいことをまとめておきます。

1つ目は、参加登録を済ませてプロモーションコードを受け取っているかどうかです。2つ目は、予約の支払い画面でそのコードを入力したかどうかです。

3つ目は、受験日が11月17日までに入っているかどうかです。期限の直前は希望の日時が埋まっていることもあるので、テストセンターで受ける人は空いている日を早めに押さえておくと安心です。

この3つがそろっていれば、あとは試験の準備に集中できます。

不安な点があれば、予約の前にPearson VUEの告知の規約と、LPIのニュースの両方を読んでおきましょう。条件を自分の目で確かめておけば、落ちたときに無料の対象外だったと後から気づく心配がなくなります。

もし不合格だったら、再受験までに何をする?

キャンペーンを使って受けて、残念ながら不合格だった場合の動き方も考えておきましょう。

無料の再受験は2027年1月4日からなので、11月に受けて落ちた場合は、1か月半ほどの準備期間があることになります。

まずはスコアレポートで、点数の低かった主題を確認します。そのうえで、点数の低い主題を中心に勉強し直し、1月以降の日程で再受験を予約します。再受験の期限は4月7日なので、年末年始をはさんで計画を立てられます。

落ちたあとの考え方や立て直し方は、LPIC101試験に不合格になった方へでも解説しています。問題集の点数が伸びない原因については、LPICの問題集で点数が伸びないときを読んでみてください。

再受験の期限を過ぎると無料にはならないので、1月に入ったら早めに日程を決めておくのがおすすめです。

InfraAcademyで受験前の仕上げをする

受験の日程が決まったら、残りの期間は問題演習と手を動かす練習を交互に進めるのが効果的です。

InfraAcademyでは、トップページのInfraAcademy の資格模擬問題から、「(無料)LPICの練習問題で毎日トレーニング300問」を解けます。間違えた問題は、ブラウザ上で動くLinuxの練習環境でコマンドを打って確かめられます。

学ぶ順番を見直したいときは、Linuxの学習ロードマップを見てください。LPICの勉強全体の進め方は、LPICの勉強方法にまとめています。

まとめ

Pearson VUEとLPIの無料再受験キャンペーンについて振り返ります。

  • 2026年9月29日から11月17日までに受験したLPIの試験が対象で、不合格のときに再受験が1回無料になる
  • 予約の前に参加登録をして、メールで届くプロモーションコードを入力する必要がある
  • 無料の再受験は2027年1月4日〜4月7日で、試験プログラムの再受験ポリシーにも従う
  • 無料になるのは1回分と考え、101と102のどちらに使うかを考えておく
  • 準備ができている人の保険として使い、準備不足のまま期限に合わせて受けない

条件を正しく押さえておけば、受験の不安を少し減らせるキャンペーンです。自分の準備の状況と照らし合わせて、無理のない日程を選んでください。

参考

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この記事を書いた人

ryu

株式会社InfraAcademy 代表 / エンジニア

大手メーカーでインフラエンジニアとして勤務した後、ベンチャー企業・スタートアップでフルスタックエンジニアを経験。その後、起業し学習サービス「InfraAcademy」を運営しています。
保有資格:ネットワークスペシャリストなど 運営会社:株式会社InfraAcademy

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