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LPICの勉強方法を解説!【合格するにはどうすればいいの?】

| #Linux #参考書 #勉強方法

こんにちは、フルスタックエンジニアのryuです。

LPICの勉強はどうやってやればいいの?と迷っていませんか。今回の記事は、LPICの勉強方法を詳しく解説します。

結論から言うと、参考書でのインプットと問題演習に実機でのコマンド練習を組み合わせれば、未経験からでも独学で合格を狙えます。

「LPICに合格するにはどうすればいいの?」、「どのくらい勉強すればLPICに合格するの?」とお悩みの方。 LPICをこれから受験する方に向けて、おすすめの勉強方法を解説します!

試験の概要から教材の使い分け、合格までの学習ステップまで順番に見ていきましょう。LPICをこれから受験しようと考えている方や、合格までの道筋を知りたい方はぜひ参考にしてください。

LPIC-1とは?まずは試験の概要を知ろう

勉強方法の話に入る前に、まずは試験そのものを知っておきましょう。出題形式が分かると、どんな勉強が必要なのかが自然と見えてきます。

LPICは、Linux技術者としてのスキルを証明する国際資格です。Webサーバーやクラウドの土台としてLinuxは世界中で使われているため、インフラエンジニアへの就職や転職で評価されやすい資格ですよ。

入門レベルにあたるLPIC-1は、101試験と102試験の2つに合格すると認定されます。試験の概要を表にまとめました。

項目 内容
試験構成 101試験と102試験の2つに合格で認定
問題数・試験時間 各60問・90分
出題形式 選択式+キーボード入力式
合格ライン 800点満点中500点(約65%)
受験料 1試験16,500円(税込)
受験方法 Pearson VUEのテストセンターまたはオンライン

注目してほしいのは、キーボード入力式の問題があることです。選択肢の丸暗記だけでは対応できず、コマンドを自分の手で正確に打てる力が問われます。

101試験では、パッケージ管理やGNUコマンド、ファイルシステムといったLinux操作の基本が出題されます。102試験は、シェルスクリプトやネットワークの基礎、セキュリティなど管理者寄りの内容が中心です。

現在の出題範囲はVersion 5.0で、LPICの試験はおよそ3年ごとに改訂される方針です。教材を選ぶときは、対応バージョンを必ず確認しましょう。

受験料や出題範囲は、改定されることがあります。申し込みの前に、LPIの公式サイトで最新の情報を確認しておくと安心です。

なお、認定には5年の有効期限があります。期限内に上位レベルへ進むと認定を維持できるので、キャリアの計画にも組み込みやすいです。

LPICとLinuCの違いにも注意しよう

LPICとよく似た資格に、LinuCがあります。LPICは国際団体のLPIが運営する世界共通の資格で、LinuCは日本のLPI-Japanが独自に運営する国内向けの資格です。

出題内容は近いものの、まったく別の資格として並存しています。教材も両対応のものが多いですが、申し込みのときに取り違えないように注意してくださいね。

LPIC合格に必要な勉強時間の目安

どのくらい勉強すればLPICに合格できるのか、気になりますよね。目安が分かると、受験日から逆算して学習計画を立てられます。

レベル別の勉強時間の目安は、次の通りです。

学習者のレベル 勉強時間の目安 学習期間の目安
IT未経験・Linux初心者 100〜180時間 約2〜3ヶ月
Linuxの実務経験あり 100時間前後 約1.5〜2ヶ月

1日1.5〜2時間の学習を続けた場合、未経験の方でも3ヶ月ほどで合格レベルに届きます。通勤時間に問題演習、帰宅後に実機練習という組み合わせが続けやすいですよ。

実務経験がある方は、普段使っているコマンドの分野を軽く流せるぶん短縮できます。その場合でも、キーボード入力式の対策だけは意識して時間を取りましょう。

大切なのは、勉強時間の長さよりも毎日続けることです。短時間でも毎日コマンドに触れると、記憶の定着がまるで違ってきます。

LPICに合格するためにどうやって勉強すればいいのか?

ここからは、具体的な勉強方法を解説します。LPICに合格するためのおすすめの勉強方法は、参考書・学習サイト・動画の3つです。

それぞれ得意な役割が違うので、まずは使い分けを表で整理しておきましょう。

教材 主な役割 向いている人
参考書 出題範囲のインプット 体系的にじっくり学びたい方
学習サイト 問題演習と実機練習 自分のペースで進めたい方
動画講座 ハンズオンの補強 操作を目で見て学びたい方

どれか1つに絞る必要はありません。インプットは参考書、演習は学習サイトのように組み合わせると効果的です。

それでは、さらに詳しく解説します!

参考書でLPICの勉強をする

参考書でLPICを勉強する場合、こちらの参考書がおすすめです。

1冊目は、1週間でLPICの基礎が学べる本 第3版 徹底攻略シリーズです。Linuxに初めて触れる方が、短期間で全体像をつかむのに向いています。

2冊目は、あずき本の愛称で知られる定番のLinux教科書 LPICレベル1 Version5.0対応です。出題範囲を網羅しているので、インプットの軸はこの1冊で十分です。

問題演習には、白本と呼ばれるスピードマスター問題集や、Web問題集のPing-tを組み合わせるのが定番です。インプット3割・アウトプット7割を意識して、問題を解く時間を多めに確保しましょう

自分のレベルに合った参考書や問題集を読んで勉強しましょう!LPICのおすすめ参考書はLPICのおすすめ参考書5選を紹介した記事で詳しく解説しています。

LPICの学習サイトで勉強する

次におすすめするのは、LPICの学習サイトで勉強することです。

InfraAcademyのLPIC講座では、Linuxの基礎からLPICの学習や練習問題を実施することができます。

サイトでの学習は自分のペースでゆっくりと進めることができるので、時間がある方におすすめです!解説を読んだ直後に練習問題で理解を確認できるため、知識が定着しやすいのも魅力です。

学習サイトの詳しい内容は、LPICの出題内容が学習できるサイトの紹介記事をご覧ください。

動画でLPICを勉強する

LPICを勉強するならUdemyの講座がおすすめです。セール時には、1,500円前後で購入できるので、参考書を購入するよりもコスパが最高です。

文字だけでは分かりにくいインストール手順や設定の流れも、動画なら画面の動きを見ながら真似できます。一部の講座を無料で閲覧することができます。

講座を選ぶときは、Version 5.0の出題範囲に対応しているかを確認しましょう。興味のある方は、こちらから詳細をご覧ください。

Udemyで詳細を見る

合格までの学習ステップを4つに分けて解説

教材がそろったら、次は進め方です。ここでは、未経験の方が約3ヶ月で合格を目指すモデルケースを紹介します。

全体の流れは、次の4ステップです。

ステップ やること 期間の目安
ステップ1 参考書を1周して全体像をつかむ 2〜3週間
ステップ2 問題集を繰り返して知識を定着させる 3〜4週間
ステップ3 実機でコマンドを打って体で覚える 学習期間中は毎日
ステップ4 模擬試験とコマンド入力問題の仕上げ 1〜2週間

ステップ1:参考書で全体像をつかむ

最初のステップは、参考書のインプットです。ここでの目標は完璧な理解ではなく、出題範囲の全体像を頭に入れることです。

分からない箇所があっても、立ち止まらずにまず1周してしまいましょう。問題演習と並行する2周目で、理解は自然と追いついてきます。

ステップ2:問題演習で知識を定着させる

続いて、問題集を繰り返し解いて知識を定着させます。LPICは出題傾向がはっきりしている試験なので、問題演習の量が得点に直結します。

間違えた問題には印を付けて、正解できるまで解き直しましょう。どの分野でも9割ほど安定して正解できるようになれば、合格圏内と考えてよいです。

ステップ3:実機でコマンドを打つ

問題演習と並行して、実機でコマンドを打つ時間を毎日確保してください。画面上の知識が、手を動かした瞬間に生きた知識へ変わります。

この工程が合格と実務の両方に効くので、具体的な進め方は次の章で詳しく解説します。

ステップ4:コマンド入力問題の仕上げをする

最後のステップは、キーボード入力式の問題対策です。選択肢のヒントが無いため、コマンド名やオプションを正確に思い出して書く力が必要になります。

たとえば、ファイルの所有者を変更するコマンドを問われたら、次のように何も見ずに打てる状態が理想です。

$ chown user01:users report.txt

仕上げの時期には、頻出コマンドをエディタに書き出して暗記の穴を探しましょう。受験の順番は、101試験に合格してから102試験へ進む流れがおすすめです。

実機演習がLPIC合格の最大の近道

ここまで何度か触れてきた実機演習について、詳しく解説します。コマンドは読んで覚えるのではなく、実際に打って覚えるのが合格への鉄則です

たとえばパーミッションの分野は、暗記だけだと数字の意味がなかなか頭に残りません。実際に打ってみると、動きとセットで理解できます。

$ chmod 644 report.txt
$ ls -l report.txt
-rw-r--r-- 1 user01 users 1024 Jul 11 10:00 report.txt

644 という数字が rw-r--r-- に対応していることが、実行結果を見れば一目で分かりますね。手と目の両方を使って覚えた知識は、試験本番でも思い出しやすくなります。

余裕が出てきたら、次のような確認系コマンドを毎日の練習メニューに加えてみましょう。

$ df -h
$ ps aux
$ ip a

どれも101試験や102試験の頻出コマンドで、システムの状態を読み取る練習にもなります。1日15分の実機練習でも、1ヶ月続ければ大きな差になりますよ。

実機環境はブラウザで用意するのが手軽

実機環境というと、VirtualBoxなどで仮想マシンを構築する方法が定番です。しかし、初心者の方には環境構築そのものが最初の壁になりがちです。

環境の設定でつまずいて、肝心のコマンド練習にたどり着く前に挫折してはもったいないですよね。

そこでおすすめなのが、ブラウザだけでLinuxを操作できるInfraAcademyのシミュレーターです。インストール不要なので、参考書を読んだその場ですぐコマンドを試せます。

実機を使った具体的な勉強の進め方は、LPICのコマンドを実機で勉強する方法で詳しく解説しています。

挫折しないためのLPIC勉強のコツ

LPICは出題範囲が広いため、途中でモチベーションが下がってしまう方も少なくありません。ここでは、挫折を防ぐ3つのコツを紹介します。

先に受験日を決めてしまう

1つ目のコツは、勉強を始める段階で受験日を予約してしまうことです。締め切りが決まると、学習ペースが自然と定まります。

LPICはPearson VUE経由でいつでも受験日を選べます。2〜3ヶ月後に設定して、そこから逆算して週ごとの計画を立てましょう。

完璧主義をやめて繰り返しで覚える

2つ目のコツは、1回で覚えようとしないことです。LPICはコマンドやオプションの暗記量が多く、一度で覚えきるのはそもそも不可能です。

忘れることを前提に、参考書と問題集を何周も回しましょう。暗記に苦手意識がある方は、LPICの出題範囲を効果的に覚える方法も参考にしてください。

毎日少しずつLinuxに触れる習慣を作る

3つ目のコツは、短時間でも毎日Linuxに触れることです。週末にまとめて勉強するよりも、毎日15分の方が記憶は定着します。

InfraAcademyでは、無料のLPIC毎日トレーニング講座も用意しています。毎日1問ずつ解く習慣づくりに、ぜひ活用してください。

LPICの勉強方法でよくある疑問

最後に、LPICの勉強方法についてよく聞かれる疑問に答えていきます。受験前の不安は、ここで解消しておきましょう。

LPICは独学でも合格できる?

結論から言うと、独学で十分合格できます。LPIC-1は定番教材がそろっていて、合格までの学習ルートが確立されているからです。

この記事で紹介した参考書・問題演習・実機練習の3点セットを続ければ、未経験からでも合格レベルに到達できます。スクールを検討するのは、独学を試してからでも遅くありません。

問題集の丸暗記だけで受かる?

丸暗記だけでの合格は、おすすめできません。キーボード入力式の問題があるため、暗記だけではコマンドを書けない場面が出てくるからです。

また、丸暗記で取得した資格は実務で役に立ちにくいです。問題演習と実機練習をセットにして、使える知識として身につけましょう。

101試験に落ちてしまったらどうすればいい?

LPICは再受験できるので、一度の不合格で諦める必要はありません。試験後に受け取るスコアレポートで、分野ごとの弱点を確認しましょう。

弱点の分野を実機とセットで復習すれば、次の受験で十分挽回できます。立て直し方はLPIC101試験に不合格になった方向けの記事で詳しく解説しています。

LPICとCCNAはどっちを先に取るべき?

サーバー方面に進みたいならLPIC、ネットワーク方面に進みたいならCCNAが先です。どちらもインフラエンジニアの定番資格なので、目指すキャリアの方向で選びましょう。

2つの資格の詳しい比較は、インフラエンジニアはLPICとCCNAのどっちを取得するべきかを解説した記事をご覧ください。

LPIC-1に合格したら次は何を勉強する?

LPIC-1の次は、上位資格のLPIC-2に進むのが王道です。サーバー構築やネットワーク管理など、より実務に近いスキルを証明できます。

クラウドに興味がある方は、AWSなどのクラウド資格へ進む道もあります。クラウドの土台もLinuxなので、LPIC-1で身につけた知識はそのまま活きますよ。

LPICの勉強方法まとめ

今回の記事では、LPICの勉強方法をご紹介しました。参考書でインプットし、問題集で演習し、実機でコマンドを打つ流れが合格への近道でしたね。

勉強時間の目安は、未経験の方で100〜180時間ほどです。先に受験日を決めて、毎日少しずつLinuxに触れる習慣を作りましょう。

LPICは学習ルートが確立された資格なので、正しい順番で積み上げれば必ず合格に近づけます。LPICをこれから受験しようと考えている方は参考にしてください。

当ブログでは、このようなITに関する記事を発信しているので興味のある方は引き続きご覧ください。Linuxの基礎から手を動かして学びたい方は、Linux入門講座一覧もあわせてどうぞ!

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記事で読んだ内容を、講座で実装してみましょう

InfraAcademyでは、ブラウザ上でLinuxやネットワークの実践環境を使いながら学習できます。無料で始められる講座から、学習の流れを試せます。

この記事を書いた人

ryu

InfraAcademy運営 / エンジニア

エンジニア歴10年。Linux、ネットワーク、クラウドを中心に、実務で役立つインフラ技術を初心者にもわかりやすく解説しています。

X: @ryu63614894

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