こんにちは、フルスタックエンジニアのryuです。
今回の記事では、基本情報技術者試験の午後問題の対策方法について解説します。午後問題を対策する一番の方法は長文を理解する能力を身に付けることです。基本情報技術者試験では、難易度の高いIT技術は出題されません。基礎的な部分を習得すれば、だれでも合格することが可能です。
目次
基本情報技術者試験の午後問題の対策方法とは?
基本情報の午後問題の対策はどうやってすればいいの・・・?
今回の記事では、基本情報技術者試験の午後問題の対策方法について解説します。私自身、基本情報技術者試験の午後問題で1度落ちた経験があります。しかし、午後問題のコツを掴めば、簡単に合格することができます。
基本情報の午後問題の対策方法は以下の2つです。
- 読解力を身に付ける
- サーバーやネットワーク、プログラミングを実践してみる
基本情報からスペシャリスト試験に合格した経験から、午後問題の対策方法について詳しく解説します!
午後問題を解くには読解力が必要
基本情報の対策方法の一つ目は「読解力を身に付ける」ということです。午
後問題は長文で、どのような問題なのかを理解することが一番苦労します。
とりあえず、過去問を読んでみましょう。過去問題は以下のリンクから閲覧することができます。
文章量は一つの設問当たり、3~4ページあります。しかし、出題される技術レベルは、そこまで難しくありません。
例えば、2019年秋期の問1のセキュリティ問題では、VPNやVDIなどの記述がありますが、よく読んでみると、ネットワークのルーティングを理解していれば簡単に問題と解くことが可能です。
しっかりと問題を理解すれば、基本情報の午後問題は解くことが可能なので、まずは読解力を身に付けましょう。
読解力を身に付けるためには、こちらの本がオススメです。
サーバーやネットワーク、プログラミングを実践で使ってみる
2つ目の対策方法としては、「サーバーやネットワーク、プログラミングを実践でつかってみる」ということです。
基本情報技術者試験の参考書はいくつかありますが、実践をしたほうが習得する速度が速いです。IT関係の仕事をしている場合、仕事で実践することができますが、全く違う職種の方は厳しいと思います。
しかし、昨今はわかりやすい講座が数多くあるので、これらを利用しましょう。簡単にプログラミングやサーバーを学ぶことができます。
さらに基本情報の午後問題の合格率を上げるには
先ほど紹介した2つの対策を実施すれば、基本情報の午後問題を合格する可能性がかなり上がります。さらに、合格率を高める方法をお伝えします。
それは、「問題のシラバスや講評を読むことです」
基本情報のシラバスや講評で出題の意図を理解する
なぜ、基本情報技術者試験のシラバスや講評を読む必要があるのでしょうか?それは基本情報のシラバスや講評で出題の意図を理解するためです。
シラバスでは、どのような技術やどのような能力を身に付けておくのかが書かれています。つまり、合格するために必要なものがすでに公開されているのです。
また、講評では設問を解くために必要な知識が書かれています。例えば以下のような感じです。
設問1では、aの正答率は平均的であったが、イと誤って回答した受験者が見受けられた。サブネットマスクからIPアドレスの範囲を求める方法について、よく理解しておいてほしい。bの正答率は平均的であり、おおむね理解されていた。
(令和元年度 秋期 基本情報技術者試験 採点講評より)
つまりこの問題は、「サブネットマスクからIPアドレスの範囲を求める方法」を理解すれば解けるということです。
このように、シラバスや採点講評には様々なお得な情報が書かれています。
ちなみに、サブネットマスクからIPアドレスの範囲を求める方法はこちらの記事で解説しています。
基本情報技術者試験の午後問題の対策方法まとめ
今回の記事では、基本情報技術者試験の午後問題の対策方法について解説しました。まとめると以下の通りです。
- 読解力を身に付ける
- サーバーやプログラミングを実践する
- シラバスや講評を読む
基本情報技術者試験は、ITエンジニアのレベルアップにつながるので、ぜひトライしてみましょう。
当ブログでは、基本情報技術者試験に必要なIT知識を紹介しているので興味のある方は是非ご覧ください。
基本情報技術者試験を勉強する方は、こちらの参考書もオススメです。