こんにちは、フルスタックエンジニアののryuです。
今回の記事はネットワークの基礎知識について解説します。ネットワークの基礎知識は、ネットワークを勉強する人はもちろん、全てのエンジニアが身に付けておくべき知識です。今回は、いままで解説したネットワーク基礎講座をまとめて、どのようにネットワーク基礎知識を勉強すればよいのかを解説します。
目次
実務に必要なネットワーク基礎知識とは?
ネットワーク基礎知識って?何を学べばいいの?
現役エンジニアの私が最低限理解しておくべきネットワークの基礎知識を教えます!
今回の記事では、ネットワークの基礎知識について解説します。
私は、大手企業で社内ネットワークの設計・構築・運用の仕事をしていたり、新規システム開発のインフラエンジニアとして働いていました。
そのような実務の中で本当に必要なネットワーク基礎知識を解説したいと思います。
これは、ネットワークエンジニアやインフラエンジニアだけでなく、ITに携わる人すべてが身に付けておくべき知識だと思います。その内容がこちらです。
- IPアドレスとサブネットマスク
- ルーティング
- ネットワーク機器の知識
それでは、それぞれの知識について解説したいと思います。
【基礎中の基礎】IPアドレスとサブネットマスク
まず、ネットワークの基礎中の基礎のIPアドレスとサブネットマスクです。
IPアドレスとサブネットマスクって聞いたことあるけど・・・
自分のPCに設定したり、自分のPCにどのようなIPアドレスが設定されているのか確認できるようになりましょう!
ITを勉強している方ならば、IPアドレスという単語を聞いたことがあるかもしれません。しかし、IPアドレスについて、本当に理解している初心者の方はほとんどいません。
なぜなら、IPアドレスを設定しなくても、PCは自動で設定されるからです。あまり意識することなく、通信ができてしまうからです。
しかし、仕事の現場では「”192.168.1.1″にアクセスして!」とか「どこのIPからアクセスされているか確認して!」といったIPアドレスに関する会話が普通に行われます。
IPアドレスについて、以下の内容は完璧に理解しておきましょう。
- IPアドレスとは?
- IPアドレス、サブネットマスクの設計方法
- 通信確認を行うpingコマンドの使い方
これらの内容がまだ理解できていない方は、こちらの記事をご覧ください。
ルーティングを理解するとトラブルシューティングが楽になる
IPアドレスについて理解できたら、ルーティングについて理解しておきましょう。
ルーティングとは、通信を制御する仕組みです。どこにあるか分からないインターネット上のPCになぜ通信できるのかが分かります。
ルーティングを理解すると、トラブルシューティングの能力が向上します。これは、通信障害なのか、アプリの障害なのか切り分けが素早くできるからです。
ルーティングの詳しい内容はこちらの記事で解説しているので、ルーティングについて詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。
通信確認を行うPingコマンドの使い方
最後に、通信確認を行うpingコマンドの使い方です。
pingコマンドを使うと、特定のPCに通信を行うことができます。IPアドレスやルーティングを理解すると、どのような経路で通信ができているのかイメージできるようになります。
pingコマンドの使い方は簡単です。以下のようにコマンドを入力します。
ping 192.168.1.1
ping [IPアドレス]
pingコマンドの詳しい使い方や、コマンドの結果の見方などはこちらの記事を参考にしてください。
ネットワークの基礎知識は全てのエンジニアが身に付けるべき
プログラミングしかやらないからネットワーク関係ないよ!
ネットワークの知識は全てのエンジニアが身に付けるべき知識です!
「プログラミングしかやらないからネットワーク関係ないよ!」と考える人もいると思います。しかし、エンジニアであるならばネットワークの知識を身に付けるべきです。
理由はいくつかありますが、一番重要なことだけお伝えします。
ネットワークを覚えておけば、スキルアップが簡単ということです。
エンジニアであれば、自分の使える技術を増やしてスキルアップをしたいと思い人が多いと思います。ネットワークの知識があると、サーバーやクラウドの技術の習得が簡単になります。
プログラムができる人ならば、ネットワークを身に付けてからサーバーを勉強するとフルスタックエンジニアになることができます!フルスタックエンジニアになれば年収もかなり上がります!
では、どのようにネットワークの知識を身に付ければよいのでしょうか?現役のフルスタックエンジニアの私がこれから解説します。
ネットワークの基礎知識を身に付けるために必要なこと
先ほどまで、ネットワークの基礎知識について解説しました。ここからは、ネットワーク基礎知識を身に付けるために必要なことを解説します。
勉強しているんだけど、なかなか実務で活かせない・・・
常に”なぜ”を考える習慣を身に付ける
ネットワークに限らず、何かを学ぶときは”なぜ”を考えるようにしましょう。
例えば、”なぜPCは通信ができるのか?”や”なぜIPアドレスは192.168.1.1なのか?”のようなことです。この疑問に思ったことを自分から調べるようにします。
このように、自分から主体的に学ぶ手法はアクティブラーニングといいます。
アクティブ・ラーニングは学修者が能動的に学習に取り組む学習法の総称である。これにより学習内容を確かに修得しつつ、座学中心の一方的教授方法では身につくことの少なかった21世紀型スキルをはじめとする汎用的能力、ひいては新しい学力観に基づくような「自らが学ぶ力」が養われることが期待されている。
(wikipediaより)
私も新人教育をしていた経験があり、やはり成長が早い人は自分で考えて学ぶ人です。そのような人は常に”なぜ”を考えています。
ネットワークの基礎知識を学ぶためには、以下の本がオススメです。常に”なぜ”を問いかけてくれるので、ネットワークの基礎知識と”なぜ”を考える習慣を身に付けることができます。
動画で勉強したい方は、Udemyがオススメです。プログラミング、サーバーなど幅広い講座があります。こちらから↓
AI・データサイエンスなど最先端のIT技術からプレゼンなどビジネススキルに関する講座まで 10万以上(※海外講座含む)あるため、自分が学びたい講座をみつけることができます!
現場での経験を増やす
ネットワークの基礎知識を身に付ける方法は、やはり現場での経験を増やすことです。
私も新人1年目は、PCが使えないという電話があったら、現場に駆けつけて対処をしていました。ハブの電源コンセントが抜けているという障害も中にはありました。
このように様々な経験を積むと、ネットワークの基礎知識もどんどん積み上がっていきます。
転職サイトで、実務経験が重宝されるのはこのような理由からです。資格試験や参考書より、実務経験が長い方の方が知識があると考えるからです。
実務経験が無い方は、まず未経験からでもOKという現場で実務経験をみにつけることが一番です。
転職サイトに無料登録してエージェントの方とお話すると、もしかしたら自分にピッタリの職場が見つけることができます。そこでチャレンジして知識と経験を身に付けてみましょう。↓
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いきなり転職は不安・・・
いきなり転職が不安という方はスクールで知識を身に付けつつ、職場の斡旋をしてくれるところがオススメです。↓
ネットワークの基礎知識をLinuxで身に付ける
ネットワークの知識をLinuxで身に付けるための記事はこちらです。
- 【ネットワーク講座①】IPアドレスとは?LinuxのIPアドレスを確認してみよう
- 【ネットワーク講座②】IPの設定方法は?サーバーにIPアドレスを設定する
- 【ネットワーク講座③】pingコマンドで通信確認してみよう
- 【ネットワーク講座④】LinuxのMACアドレスの確認方法は?
↓このようにブラウザからLinuxを操作できるようになっています!
実務に必要なネットワーク基礎知識まとめ
今回の記事では、実務に必要なネットワークの基礎知識を解説しました。基礎知識は以下の通りでした。
- IPアドレスとサブネットマスク
- ルーティング
- ネットワーク機器の知識
参考書や動画を活用して、ぜひ身に付けてください。必ず実務で役に立ちます。
当ブログでも様々な技術の解説をしています。興味のある方は是非ご覧ください。
以上で、実務に必要なネットワーク基礎知識についての解説を終わります。ありがとうございました。