こんにちは、インフラエンジニアのryuです。
今回の記事はITパスポートのネットワーク分野について詳しく解説します。ITパスポートのネットワーク分野は範囲が広く難しい内容です。ネットワーク初心者の方に向けてITパスポートレベルの内容を解説します。ネットワーク初心者の方、ITパスポートを受験しようと考えている方、必見です!
目次
ITパスポートのネットワーク分野について詳しく解説【初心者必見!】
まず、ネットワークとは、PCがいくつも集まり通信を行う形態のことです。
PC同士が通信するためには、様々な仕組み、技術があります。
今回は初心者向けにITパスポートレベルの内容を解説します。以前投稿した記事をロードマップ形式で紹介していきます。
1.IPアドレスについて理解する
IPアドレスとは、PCの住所のことです。PC同士が通信を行うためには、このIPアドレスについての知識が必要不可欠です。詳細はこちらの記事で解説しているので、読んでみてください。
IPアドレスの概要を理解したら、IPアドレスについての知識を深堀しましょう。IPアドレスは”192.168.1.1/24″という形式で書かれます。この書き方をした場合、どのような意味を持つのかを理解しましょう。理解するためには、クラス、CIDRといった知識が必要です。 クラス、CIDRについては、こちらの記事を参考にしてください。
2.LANとWANとは?
IPアドレスを理解し、設定できるようになると小さなネットワークを構築することができます。その小さなネットワークがLANです。そして、LANがいくつも集まりWANを構築します。
LANとWANについては、こちらの記事で詳細を解説しています。
3.ネットワークを構築するための装置
複数のPCを接続するためにはHUBのようなネットワーク機器が必要になります。ネットワークを構築するためには、ネットワーク機器と呼ばれる装置が必要です。wifiもネットワーク機器の一つです。そのほかにもルータやスイッチなど様々な機器があります。
ITパスポートで出題される範囲のネットワーク機器についてこちらの記事で解説しています。
4.MACアドレスについて理解する
MACアドレスとは端末に割り当てられる識別子のことです。IPアドレスとは異なるものです。MACアドレスもITパスポートでは良く出題されるので、理解しておきましょう。
MACアドレスについてはこちらの記事で詳しく解説しています。
ネットワークを構築してみよう!
理解したかどうかは、実際にネットワークを構築してみると分かります。PCを2台用意してLANケーブルで直接接続し、通信できるように設定してみましょう。
IPアドレスの設定、Pingでの確認ができるかどうか試してみましょう。2台のPCを通信させるためのIPアドレス設計など、今までの部分が理解できていれば、構築できると思います。
基本情報技術者試験や、さらにその上の応用情報技術者試験、ネットワークスペシャリスト試験に挑戦する方は、ネットワーク機器を買って、中規模のネットワークを構築してみるとさらに知識が深堀できると思います。
私もネットワークスペシャリストを受験する前は、いくつものネットワークの構築をしていました。やはり、知識を定着させるためには、実際に構築するのが一番だと思います。
さいごに
今回の記事は、初心者の方に向けて、ネットワークを1から解説しました。今までの記事のまとめみたいになってしまいました。今回紹介した部分を理解すれば、ITパスポートのネットワークの分野では、ほとんどの問題を回答することができます。試験勉強頑張ってください。