インフラエンジニアの仕事

インフラエンジニアは辞めといた方がいい??インフラエンジニアに向いている人、向いていない人を解説

こんにちは、フルスタックエンジニアのryuです。

「インフラエンジニアはやめとけ」と言われたけど実際はどうなの??

そう思ったことはありませんか?

この記事では、

  • インフラエンジニアがやめとけと言われる理由
  • インフラエンジニアに向いている人、向いていない人

について解説します。

私自身は、インフラエンジニアからキャリアをスタートしました。まずはデータセンターや会社のネットワーク、サーバーの運用保守から。そしてクラウドの開発やセキュリティや運用設計など、インフラに関連する仕事は一通りやってきました。

仕事の中で、インフラエンジニアをやめておいた方がよかったと思うことは多々ありました。しかし、現在では続けていたおかげてキャリアアップをすることもできました。さらに詳しく解説します!

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インフラエンジニアをやめとけと言われる理由

インフラエンジニアをやめとけと言われる理由

インフラエンジニアはやめとけってなんで言うの?

ここからは、インフラエンジニアをやめとけと言われる理由について解説します。まずは、インフラエンジニアの仕事内容について解説していきます。

そもそもインフラエンジニアの仕事とは?

そもそもインフラエンジニアはどのような仕事をするのでしょうか?インフラエンジニアの主な業務内容は以下のとおりです。

  • システムの設計と構築
  • システムの運用・保守管理
  • セキュリティの管理
  • トラブルシューティング
  • ドキュメント作成など

特に、インフラエンジニを初めて1~2年目の方は、システム運用・保守管理とドキュメント作成などが多くなると思います。経験を重ねると、お客様からのトラブル対応や、システム設計と構築、セキュリティの設計・管理などを行うと思います。

システム運用・保守管理では、決められた手順書に従って操作を行うと思います。インフラは1つ設定をミスすると、全体に影響が出ます。そのため、大きな会社のインフラやシステムには、操作手順書が作られていることが多いです。

「手順書があるから簡単そう!」と思う人もいるかもしれません。しかし、実際のところインフラエンジニアは激務になることがあります。続いて、インフラエンジニアの仕事量について解説します。

インフラエンジニアの仕事は激務なのか?

先ほどは、インフラエンジニアの業務内容について解説しました。これらの業務は激務なのでしょうか?

インフラエンジニアの仕事が激務になるのは、以下のような理由があります。

  • 人手不足
  • 急なトラブル対応

インフラエンジニアは人手不足なところが多いです。インフラは、24時間365日稼働しています。そのため、年中無休で運用保守をする人を確保する必要があります。しかし、人手が確保できない場合、長時間労働になる可能性もあります。

また、通常の業務に加えて、急なトラブル対応をする場合があります。例えば、システム障害が発生した場合です。システム障害が発生すると、多くのお客様からお問合せの電話がなることがあります。その場合、業務量がかなり増えることがあります。

インフラエンジニアが仕事をやめたいと思う瞬間

やはり、インフラエンジニアが仕事をやめたいと思う瞬間は、このような長時間労働やトラブル対応に追われるからです。

長時間労働で休みがなくなると、仕事のパフォーマンスに影響が出ます。そして、作業中のミスが増えます。作業でミスをすると、システム障害に繋がり、さらに仕事を増やすという悪循環に陥ります。

このような状況になると、インフラエンジニアの仕事を辞めたいなと思うことがあります。

人によっては、職場の人間関係が悪い場合や、収入が少ないといった理由を挙げる方もいます。さまざまな理由でインフラエンジニアを辞めたいと考える人がいるのです。

インフラエンジニアの仕事は、長時間になりやすく、急なトラブル対応で激務になることがあります。ただし、会社や職場によって状況は異なるので注意しましょう!

インフラエンジニアに向いている人の特徴

どのような人がインフラエンジニアに向いているのでしょうか?

以下のような特徴がある方がインフラエンジニアに向いていると思います。

  • 決められた手順を守れる人
  • システム障害やエラーなどに粘り強く対応できる人
  • コツコツと勉強できる人

インフラエンジニアを目指す方はぜひ参考にしてください!

決められた手順を守れる人

インフラエンジニアに向いている人の特徴の1つ目は、「決められた手順を守れる人」です。

インフラエンジニアになりたての1年から2年は、手順書がある仕事を任せられることが多いです。手順書が決められているにも関われず、手順通りに仕事をしない人もいます。

そのように、手順を守らない場合、システム障害やトラブルを発生させることがあります。例えば、サーバー監視の仕事があり、手順通りに実施しないとサーバーの思わぬ不具合を見逃してしまい、のちに重大な障害の原因になったということがありました。

駆け出しのインフラエンジニアには、決められた手順をしっかりと守れる人が向いています。

システム障害やエラーなどに粘り強く対応できる人

続いて、インフラエンジニアに向いている人の特徴は「システム障害やエラーに粘り強く対応できる人」です。

システム障害やエラーを解決するためには、幅広い知識や経験が必要です。TCP/IPやネットワークなどの知識です。

システム障害やエラーは、自身の知識の範囲内で解決できないことが多々あります。そのような場合に、資料や参考書などを調べたり、エラーなどを調べたり、不具合を解決するために必要な情報を地道に集める必要があります。

このような作業は、粘り強く対応する必要があります。逆にすぐ諦めてしまう場合だと、システムが障害から復旧することなく、ユーザーが困ってしまいます。

このように、インフラエンジニアには、どのようなシステム障害やエラーが発生しても諦めずに対応する精神力が必要になります。

コツコツと勉強できる人

インフラエンジニアに向いている人の特徴の3つ目は、「コツコツと勉強できる人」です。

インフラエンジニアには、幅広い知識が必要になります。サーバーやネットワークなどのインフラ部分はもちろん、セキュリティやアプリ側の知識も必要になります。

これらの知識は、1ヶ月や2ヶ月で身につけられるものではありません。5年〜10年以上と長い年月が必要になります。

インフラエンジニアになった後でも継続的に勉強する必要があるので、勉強することが苦でない人はインフラエンジニアに向いていると思います。

インフラエンジニアには、さまざまな資格試験があるので、資格試験と実務経験を合わせて学習を進めるとよいでしょう!資格試験については、こちらの記事で詳しく解説しております。

関連:インフラエンジニアはどの順番で資格試験を取得すればよいのか?おすすめ資格試験と順番をご紹介

インフラエンジニアに向いていない人

ここまで、インフラエンジニアに向いている人について解説しました。逆にインフラエンジニアに向いていない人にはどのような特徴があるのでしょうか?

以下のような特徴のひとがインフラエンジニアに向いていないと思っています。

  • 自分で調べて仕事をするのが難しい人
  • 社会人としての基礎やマナーが無い人

自分で調べて仕事をするのが難しい人

インフラエンジニアに向いていない人の特徴の1つ目は「自分で調べて仕事をするのが難しい人」です。

先ほども解説したとおり、インフラエンジニアには、さまざまなシステム障害やトラブルに対応する必要があります。この時に、自分の知らない知識の範囲やシステムのエラーログなどは自分で調査して、原因を追求する必要があります。

このような場合に、自分で調べないとシステム障害は解決できません。インフラエンジニアは、自分で調べて、仕事をする必要があります。

社会人としての基礎やマナーが無い人

インフラエンジニアに向いていない人の特徴の2つ目は「社会人としての基礎やマナーを知らない人」です。

インフラエンジニアは、システムの基盤となる部分を作成します。つまり、システムを使うお客さんや、システムを作るプログラマーや、プロジェクトマネージャーなどさまざまな人とコミュニケーションをとる必要があります。

そのため、社会人としての基礎やマナーは必須になります。エンジニアは、パソコンに向かって仕事をしているだけと思われがちですが、意外とコミュニケーションをとる機会が多いです。

さらに、メールや電話対応などの業務もあるため、社会人としてのマナーは身につけておく必要があります。

インフラエンジニアになりたい場合は?

ここまで、インフラエンジニアの業務や向いている人の特徴などを解説しました。

では、インフラエンジニアになりたい場合はどうすればいいのでしょうか?おすすめの学習サイトをご紹介します。

InfraAcademy(インフラアカデミー)という学習サイトで勉強

インフラエンジニアになるためには、InfraAcademy(インフラアカデミー)という学習サイトで勉強することがおすすめです。

InfraAcademyでは、Linuxやネットワークなどインフラに必要な基礎知識を学べるようになっています。

講座は、Linux入門講座や中級講座があり、Linux初心者でも学習できる内容になっています。

InfraAcademyのコマンド一覧
Linux入門講座の一部

インフラエンジニアに必要な知識が全て学習できるので、興味ある方はぜひ使ってみてください。一部の講座は無料で体験することができます。

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関連:Linuxのコマンド練習におすすめのInfraAcademy【Linuxのコマンドをブラウザで練習しよう】

関連:【Linux】サーバー構築の練習方法を解説!サーバー構築のスキルを身につけよう

インフラエンジニアへ転職を目指そう!

また、学習を進めたら、インフラエンジニアへ転職をしましょう。転職サイトを見ると、未経験からでもインフラエンジニアに転職できる会社はいくつもあります。

まずは転職エージェントなどに相談してみて、ご自身の特性に合った会社を見つけてみましょう。

おすすめの転職エージェントについては、こちらの記事でまとめています。

関連:インフラエンジニアにオススメの転職サイト4選ご紹介!【年収を上げよう!】

まとめ

今回の記事では、インフラエンジニアはやめておいた方が良いのかについて解説しました。やめておいた方がよいと言われる理由や、インフラエンジニアに向いている人、向いていない人の特徴などを解説しました。

インフラエンジニアへの転職で迷っている人はぜひ参考にしてください。

当ブログでは、このようなインフラエンジニアに向けた内容を発信しております。

ここまでお読みいただきありがとうございました。

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ryu@InfraAcademyというインフラ学習サービス運営
InfraAcademyというインフラエンジニア向けの学習サービスを運営しております。 インフラエンジニアからフルスタックエンジニア、PdM サーバ、ネットワーク、セキュリティ、クラウドについて投稿します。
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