インフラエンジニアの仕事

リーン開発とは?【エンジニアなら知っておきたい無駄のない開発方法】

こんにちは、インフラエンジニアのryuです。

今回はリーン開発について解説したいと思います。皆さん、リーン開発をご存じでしょうか?リーン開発とは、無駄を徹底的に省いた開発手法です。トヨタ生産方式の考えを取り入れられた開発方法で、エンジニアなら知っておきたい内容です。

リーン開発とは?

開発のスケジュール間に合わない・・・

ムダなことしていませんか?

「開発のスケージュールが間に合わない」や「今作っているシステムって誰が使うんだ!」と考えている方

リーン開発という手法をご存じでしょうか?

今回の記事では、世界的な自動車メーカー「トヨタ」の生産方式から応用されたリーン開発という手法について解説していきたいと思います。

徹底的にムダを排除した開発手法で、エンジニアならば知っておきたい内容です。

今回の内容は以下の通りです。

リーン開発とは?
  • リーン開発とは?
  • リーン開発の実践方法

では、詳しく解説していきます!

リーン開発とは?

では、リーン開発とは何かについて解説したいと思います。

リーン(lean)の由来

そもそも、リーン(lean)とは”贅肉が取れた”という意味の単語です。

リーンといえば、リーン生産方式(トヨタ生産方式)が有名です。

リーン生産方式(リーンせいさんほうしき、lean manufacturing、lean product system、略称LPS)とは、1980年代アメリカマサチューセッツ工科大学(MIT)で日本の自動車産業における生産方式(主にトヨタ生産方式)を研究し、その成果を再体系化・一般化したものであり、生産管理手法の哲学。

(wikipedia)

では、なぜ製造業であるトヨタの生産方式がシステム開発に応用できるのでしょうか?

それは、トヨタの生産方式が徹底的にムダを排除した生産方法であるからです。そのムダを排除する考え方がリーン開発に応用されています。

リーン開発の流れ

リーン開発とは、トヨタ生産方式から応用され、ムダを排除した開発手法と説明しました。

では、具体的にどのように実践すればよいのでしょうか?また普通の開発手法とは何が違うのでしょうか?

まず、リーン開発は以下のような流れで行います。

  1. 仮説
  2. 構築
  3. 計測
  4. 学習

このサイクルを何回も回します。アジャイル開発のスプリントを回すのに似ています。

リーン開発では、まず顧客のニーズなどの仮説を立て、その仮説を検証するためのMVPを構築します。

MVPとはMinimum Viable Productの略で最低限の機能を搭載した製品のことです。仮説を検証する目的の製品のため、品質が良いものでなくても大丈夫です。

そのMVPを素早く市場に投入し、顧客の動きを計測します。そして、計測したデータから仮説が正しいのか間違っているのか学習します。間違っていた場合は方向転換(ピボット)を素早く行い、1からサイクルを回します。

リーン開発の実践方法

では、簡単にリーン開発の流れを実践していきましょう。

仮説

まず、顧客が何を望んでいるのかという仮説を立てます。

顧客が不必要な製品を作ってもムダになるだけだからです。

この仮説部分は考える人によってバラバラです。例えば、「こんなアプリがあったら便利だな~」とか、「自動で何かやってくれる機能があれば便利だなー」ということを考えます。

もちろん顧客が望んでいることなので、どのような顧客にその製品を提供するのかを考える必要があります。

構築

仮説部分で顧客が望んでいることを考えたら、それを検証するための製品を作成します。MVPと呼ばれる製品です。

ここでは、検証段階のため、MVPは必要最低限の機能だけを作成します。時間を掛けて作りこんでも、仮説が間違っていたらムダになるからです。

MVPは簡単なWebサイトやアプリ、動画、パワポのスライドなど、本当に誰でも作成できる物で大丈夫です。

MVP作る技術がありません・・・

「MVPを作る技術が無い」という方でも安心してください。Udemyなどの学習サイトでアプリの開発方法など1週間程度で学ぶことが可能です。MVPは品質は関係ありません、まずは作るところからです。

計測

計測の部分では、先ほど作成したMVPがどのように使われているのか計測します。

Webページの場合はGoogleAnalyticsなどの計測ツールを使用すると便利です。

どのようなデータを取るのかも重要です。ここのデータで間違えたものを計測すると、正しく検証できません。

トヨタには”現地・現物“という考え方があります。データの計測は、顧客にいる現場に行き、実際の使われ方などをその場で調べるようにしましょう。

学習

最後に測定したデータから検証を行い、学習します。学習は「5回のなぜ」を使うと良いでしょう。

トヨタには5回のなぜを使って、原因を追究します。不良品が出た場合、なぜ不良品が出たのか?という問いから、さらになぜ?を繰り返します。そうすることで、不良の本当の原因、真因に対策を打てるからです。

測定したデータがなぜそのような結果だったのか?なぜ想定していた機能を使ってくれなかったのか?など様々な内容の検証を行い、学習します。

そして、仮説が正しければ継続していき、仮説が正しくなければ方向転換(ピポッド)を実施します。

リーン開発について詳しく知りたい方へ

リーン開発について詳しく知りたい方は、こちらの本がオススメです。

リーン開発まとめ

最後にリーン開発のまとめです。

リーン開発とは、徹底的にムダを排除した開発手法です。

仮説→構築→計測→学習のサイクルを回し、ムダの無い開発を行いましょう!顧客から学び、ムダを省き、より良い製品を作りましょう。

企業・新規事業・製品開発を行う人にとってはぜひ知っておいてほしい内容です。

以上で終わります。ありがとうございました。

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ryu
大手メーカのIT部門でインフラエンジニアやってます。 サーバ、ネットワーク、セキュリティ、クラウドについて投稿します。 AI、ARも勉強中です! youtubeでも技術ネタを発信していきます。↓のアイコンよりご覧ください!