基本情報技術者試験

LANにおいて伝送距離を延長するために伝送路の途中でデータの信号波形を増幅・整形して物理層での中継を行う装置はどれか | 基本情報過去問解説

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こんにちは、フルスタックエンジニアのryuです。

今回の記事は、基本情報技術者試験の過去問解説です。物理層での中継を行う装置”リピータ”について解説します。リピータとは、データ伝送中に弱くなった電気信号を増幅し、データの伝送可能距離を延長するLAN間接続装置です。今回はリピータについて詳しく解説します。

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LANにおいて伝送距離を延長するために伝送路の途中でデータの信号波形を増幅・整形して物理層での中継を行う装置はどれか

今回は以下の問題について解説します。

LANにおいて,伝送距離を延長するために伝送路の途中でデータの信号波形を増幅・整形して,物理層での中継を行う装置はどれか。

ア:スイッチングハブ(レイヤ2スイッチ)

イ:ブリッジ

ウ:リピータ

エ:ルータ

出典:平成26年秋期 問32

答えは、『ウ』のリピータです。今回の記事では、リピータについて詳しく解説します。

その他の基本情報技術者試験の過去問はコチラで解説しています。

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リピータとは?

リピータは弱まった電気信号を元に戻す機器

リピータとは、弱まった電気信号を元に戻す機器のことです。

ネットワークの通信は電気信号です。長距離の通信の場合、電気信号が弱まったり、ノイズが入ったりします。

このような時にデータの信号波形を増幅・整形して,物理層での中継を行う装置がリピータです。

リピータとは?

リピータハブの動き

先ほど、リピーターについて解説しました。リピータは弱まった電気信号を元に戻す機能があります。

しかし、リピータはリピータ単体としてあるのでは無く、一般的にはリピータハブとして出回っています。リピータとハブの機能が合わさったモノです。

実機はこちらになります。

ハブは受け取ったパケットを全ポートに流す役割をします。ハブとリピータはセットで覚えておきましょう!ハブについては、こちらの記事で詳しく解説しています。

・関連記事:【簡単】ハブとルーターの違いは?【ネットワーク基礎講座】

基本情報過去問解説まとめ

今回は以下の問題について解説しました。おさらいしましょう。

LANにおいて,伝送距離を延長するために伝送路の途中でデータの信号波形を増幅・整形して,物理層での中継を行う装置はどれか。

ア:スイッチングハブ(レイヤ2スイッチ)

イ:ブリッジ

ウ:リピータ

エ:ルータ

出典:平成26年秋期 問32

答えは、『ウ』のリピータです。その他の選択肢については以下の通り。

  • ア→ネットワークの中継を行う機器
  • イ→通過するパケットのMACアドレスを見てパケットを中継するかどうかを判断する通信装置
  • エ→ネットワーク間の通信を制御する装置

スイッチやルーターについては、こちらでさらに詳しく解説しています。

以上で解説を終わります。当ブログでは、このようなネットワークに関する内容や基本情報技術者試験の過去問解説をしているので興味のある方は引き続きご覧ください。

基本情報技術者試験過去問解説まとめ

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大手企業→上場ベンチャー→スタートアップでエンジニアをしていました。 インフラエンジニア歴10年以上。 Linuxやネットワークの学習ができるサービスInfraAcademyを運営中。
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