資格試験

ネットワークスペシャリストの勉強方法を解説【2か月で合格!】

こんにちは、インフラエンジニアのryuです。

今回は、ネットワークスペシャリストの勉強方法を解説します。

ネットワークスペシャリストに合格するためには、効率良く勉強する必要があります。勉強時間は2か月で十分です。

私自身が2ヶ月で合格した勉強方法をまとめました。

効率良く勉強する方法の3つのポイントを解説します。ネットワークスペシャリストの勉強方法で悩んでいる方必見です。

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ネットワークスペシャリストの勉強方法を解説

先日、ネットワークスペシャリスト試験の結果が発表され、見事に全て7割以上の成績で合格しました。

過去に一度不合格になった経験を活かし、今回の試験で合格を掴むことができました。この経験から得た勉強方法を詳しく解説します。

ネットワークスペシャリスト試験とは?

そもそもネットワークスペシャリスト試験とは何なのでしょうか?

ネットワークスペシャリスト試験は、情報処理技術者試験の一つで、スキルレベル4に相当します。

この試験は、高度情報処理技術者試験の一部で、ネットワーク技術を活用し情報システム基盤の企画・要件定義・開発・運用・保守において中心的な役割を果たす専門家を対象としています。

試験は以下の4つのセクションに分かれています。

午前Ⅰ:選択問題

基本的な情報処理知識を問う問題で、問題数は多くありませんが、幅広い範囲から出題されます。対策としては、基礎知識を幅広く学習することが重要です。

午前Ⅱ:選択問題

専門的なネットワーク知識を問う問題です。午前Ⅰよりも難易度が高く、深い理解が求められます。

午後Ⅰ:文章問題

実際の業務に即したケーススタディ形式の問題が出題されます。問題の内容を的確に理解し、論理的に解答する力が必要です。

午後Ⅱ:文章問題

午後Ⅰよりもさらに高度な問題が出題され、特に応用力が求められます。ここでは、特定の技術や事例に関する深い理解が求められます。

これらの広い範囲を効率的に勉強する必要があります。

効率良く勉強するための3つのポイント

ネットワークスペシャリストに合格するためには、効率良く勉強する必要があります。

なぜなら、試験範囲が広いからです。効率良く勉強するために3つのポイントをお伝えします。

  • 午後Ⅱの解き方を研究する
  • トレンドのネットワーク技術を調べる
  • 過去問を繰り返し行う

午後Ⅱの解き方を研究する

ネットワークスペシャリストの試験は基本的な知識があれば受かるようになっています。しかし、知識があっても回答するのが難しいです。なぜなら、IPAが決めた答えが答えになるからです。自分の経験で回答しても、長文だと部分点しかもらえないパターンが多いです。

では、どうすれば解けるようになるのか。それは、問題文からヒントを探し抜き出すことです。

問題文には必ずヒントや答えが含まれています。特に、下線が引かれている部分の近くにヒントがあることが多いです。

過去問を利用して、問題文と模範解答を比較し、どこにヒントがあるのかを探る練習をしましょう。

例えば、ある年の午後Ⅱの問題では、ネットワークトポロジー設計に関する問題が出題されました。この問題では、問題文中に「耐障害性を確保するためには」というフレーズがあり、解答において冗長化の設計を説明する必要がありました。こういったヒントを見逃さないようにしましょう。

これらの方法を身に着けるためには、こちらの本がおすすめです。ぜひ読んでみてください。

トレンドのネットワーク技術を調べる

ネットワークスペシャリストの試験は基本的な知識があれば受かるようになっていますが、最新の技術や自分が知らないような技術に関するものが出題されます。

ちなみに去年(H30年)はOAuth,MQTT,SDNについて出題されました。これらの知識が無くても、問題文を丁寧に読み解けば、回答することは可能です。しかし、少しでも、最新の技術を知っていれば文章を読むのが楽になります。

私は、こちらの@ITというサイトを使って、最新技術を学ぶようにしています。

https://www.atmarkit.co.jp/index.html

もしくは、日経NWを読んだりしていました。

https://tech.nikkeibp.co.jp/media/NNW/

過去問を3年分2往復する

やはり、ネットワークスペシャリストの勉強方法で効果があるのは過去問を行うことです。

過去問を3年分やればある程度の知識や解き方を知ることができます。

3年前より過去の問題をやっても解き方を学ぶことはできますが、問題自体が古くなるのでお勧めできません。なるべく最近の問題を使って勉強しましょう。過去問はIPAの公式ページで公開されているので、わざわざ過去問を買う必要はないと思います。

合格するための勉強時間は?【2か月です】

試験に合格するための勉強時間は40時間くらいですちなみに期間は2か月くらいです。

そもそも、午後問題を1問解くだけでも1時間くらいかかるので、ある程度の時間は必要です。

ネットワークスペシャリストを受ける前には、応用情報技術者試験を受験したり、ある程度の実務経験があったので、知識はそれなりにありました。知識が無い方はかなりの勉強時間が必要だと思います。

最後に

ネットワークスペシャリスト試験に合格するための勉強方法について解説しました。インフラエンジニアとして、ネットワークスペシャリストの資格は非常に有用です。資格取得に向けて実務経験と対策をしっかり行い、合格を目指しましょう。頑張ってください!

ABOUT ME
ryu@InfraAcademyというインフラ学習サービス運営
大手企業→上場ベンチャー→スタートアップでエンジニアをしていました。 インフラエンジニア歴10年以上。 Linuxやネットワークの学習ができるサービスInfraAcademyを運営中。
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