こんにちは、フルスタックエンジニアのryuです。
今回の記事では、LPICのコマンドを実機で勉強する方法について解説します。LPICでは多くのコマンドが出題されます。LPICのコマンドも実践的に学習する必要があります。そこで、今回の記事では、LPICのコマンドを実機で勉強する方法について解説します。LPICの学習環境を構築したい方はぜひご覧ください。
- LPICの試験にこれから挑戦する方
- LPICのコマンドを練習したい方
目次
LPICのコマンドを実機で勉強する方法とは?
LPICのコマンドを実機で勉強するにはどうしたらいいの?
今回の記事では、LPICのコマンドを実機で勉強する方法について解説します。LPICの勉強は、コマンドを覚える必要があります。コマンドを効果的に覚えるためには、コマンドを実践する必要があります。
そこで、Linuxを動作させる環境があります。Linuxを動作させるためには、どのようにすればよいのでしょうか?
まずは、Linux環境を用意する方法をいくつかご紹介します。
サーバーを購入してインストールする
まず、1つ目の方法は、サーバーを購入してLinuxをインストールします。
サーバーは、ご自身の使っていないPCでも問題ありません。サーバーやPCにインストーラーが入ったPCやUSBを接続し、BIOSからブート順序を変更すると、インストールが開始されます。
サーバーを購入してインストールするメリットは、インストール方法を一から理解できるところです。BIOSの操作やLinuxのインストール手順など、仮想環境では操作できない部分を実践することができます。
ただ、デメリットとしては、サーバーやPCの準備が必要なことと、BIOSの操作の難易度が高いことです。コストと学習時間が増えてしまいます。
Linuxのインストール方法についてはこちらの記事で解説しています。
関連:【初心者向け】Debianのインストール設定手順解説【Debianをインストールしてサーバー構築してみよう】
DockerやVMwareなどの仮想環境を構築する
続いての方法はDockerやVMwareなどの仮想環境を構築することです。
仮想環境でLinuxの学習を進めるのは一般的な方法です。多くの参考書は仮想環境を用いて解説をしています。
仮想環境を使うメリットは、Linuxの環境が素早く準備できることと、コストがかからないことです。
DockerやVMWareをインストールすれば、簡単にLinuxを動かすことができます。また、物理サーバーと同じように動作もするので、特に違和感なく学習を進めることができるでしょう。
仮想環境は基本的にお使いのPCにインストールすれば動作します。なので、追加コストもかからず無料で学習を進めることができます。
デメリットとしては、Dockerなどの操作方法を覚える必要があります。DockerはLPICの範囲ではありませんが、覚えておいて損はないので、LPICの学習と同時に覚えておくのもおすすめです。
仮想環境でLinuxを構築する方法はこちらの記事で解説しております。
AWSやAzureなどのクラウドを利用する
続いての方法はAWSやAzureなどのクラウドを利用する方法です。
AWSやAzureはLinux環境を簡単に作成することができます。また、無料枠があるので、LPIC練習用であれば無料で使えることもあります。(ただ、使いすぎたり、性能の高いサーバーを作成するとコストが発生する恐れがあります)
クラウドでLinux環境を構築するメリットは、どの場所でも操作ができることです。例えば、自宅と会社で学習したい場合、クラウドを使うと、どちらの場所からでも同じLinuxを学習で使用できます。
クラウドでLinux環境を構築する方法はこちらで解説しています。
ブラウザのシュミレータを活用する
最後はブラウザのシュミレータもおすすめです。ブラウザのシュミレータが一番お手軽でコマンドを試すことができます。
ブラウザのシュミレータでコマンドを練習するためには、「InfraAcademy」という学習サービスがおすすめです。
InfraAcademyではLPICの内容を学習しながら、コマンドも実践的に練習することができます。
ただ、ブラウザのシュミレータのデメリットは、全てのコマンドを試すことができないことです。
自分の学習したい内容に合わせてLinuxの環境を準備しましょう。
LPICのコマンドを実機で練習するメリット
LPICのコマンド実機で練習するには、さまざまなメリットがあります。そのメリットを一部ご紹介します。
実務スキルの向上
まずは、実務スキルの向上です。
実際のLinuxでコマンドを実行することは、実務で必要なスキルを磨くことができます。
実務でLinuxの運用や構築をする場合、多くのLinuxコマンドを実行する必要があります。LPICの勉強を実機で行うことで、Linuxの運用などの業務に役立つでしょう。
トラブルシューティング能力の向上
次はトラブルシューティング能力の向上です。
コマンドを実機で操作していると、期待した結果以外の内容が出力されることがあります。そのような場合に、トラブルシューティングが必要です。
トラブルシューティングは、不具合を解決することです。トラブルシューティングをするためには、思考力や幅広い知識が必要になります。トラブルシューティングを多く経験することで、多くの知識を身につけることができます。
暗記だけでLPIC合格はおすすめしません
LPICのコマンドを実機で練習するには、さまざまなメリットがあります。逆に暗記だけでのLPICの合格はあまりおすすめしません。
LPICは就職や転職をする際に履歴書に書くことができます。LPICを持っていると、ある程度Linuxはできる照明になります。そのため、就職や転職に有利に進むことができます。
ただ、暗記だけでLPICを合格すると、全く実務で役に立ちません。採用した側も、LPIC持っているのに、全然仕事はできないヤツと思ってしまいます。その場合、双方損をしてしまいます。
LPICの取得をするなら、しっかりと実力も身につけて合格をしましょう!
LPICのコマンドが練習できるおすすめサイト
LPICのコマンドを練習するのは、「InfraAcademy」という学習サイトがおすすめです。
InfraAcademyはブラウザでコマンドを入力しながら学習を進めていきます。
手を動かしながら学習を進めることができるので、理解しやすくなっております。
以下はLPIC講座の一部です。
また、Linuxの入門講座があるため、これからLinuxを学習する人やLinuxについて何も知らない人なども安心して学習を進めることができます。
InfraAcademyは、LPICの教材と問題がセットになっています。
教材→シュミレータでの実装→LPICの練習問題を繰り返すことで、LPICの内容を身に付けることができます。
まずは無料で試すことができるので、気になる方は以下のリンクよりお試しください。
まとめ
今回の記事では、LPICのコマンドを実機で勉強する方法について解説しました。Linux環境準備のためにさまざまな方法をご紹介しました。
これからLPICの学習を始めている方や、すでに学習を始めている方も参考にしてください。
当ブログでは、このようなインフラやITに関する記事を発信しているので興味のある方はぜひ参考にして下さい。