こんにちは、インフラエンジニアのryuです。
今回は、ITエンジニアの将来性について考察します。ITエンジニアの将来性は今後も明るいと思います。しかし、稼げる人、稼げない人の2極化すると思います。時代の流れを把握して、今後のITエンジニアが必要なスキルについて解説します。ITエンジニアを目指している方必見です。
目次
ITエンジニアの将来性について考察する
今回は、ITエンジニアの将来性について考察します。
私は、大手企業のインフラエンジニアとしてシステム開発を行っております。システムを開発するにあたり、最先端の技術を調査したり、実装したりしています。最先端の技術を調査している経験から今後のITエンジニアの将来性について考えていこうと思います。
結論を先に言うと、学習スピードの速い優秀なエンジニアは生き残り、無能なエンジニアは淘汰されると思います。
その理由を解説します。
考察①.技術の進化スピードによる、稼げる人・稼げない人の2極化
まず、技術の進化スピードについて考察します。
今、IT業界でトレンドになっている技術は下記のようなものがあります。
- 量子コンピューター
- AI
- ブロックチェーン
- XR
- クラウド
おそらく、普段のニュースから一つくらいは聞いたことがあると思います。分からない方はググってください。
これらの技術は数年前からありました。しかし、数年前の技術より格段に進化しております。
量子コンピューターの実用化、AIの精度向上・・・etc
どの企業もこれらの技術ができる人を高収入で雇おうと必死になっております。また、人材育成に多額の資金を投入しております。
つまり、最新の技術を身に着けている人は高収入で雇われ、さらに会社のお金を使い成長できるというわけです。
逆に、それらの技術が無い人は取り残されていくということです。
結論、エンジニアの収入格差は広がると思います。
考察②.エンジニアでない人がプログラミングをする時代
次の考察は、エンジニアでない人がプログラミングをする時代の突入です。
なぜそう思うのかというと、以下の理由があるからです。
- プログラミング学習の必須化
- プログラミングスクール、学習教材の増加
- RPA、ノンプログラミング製品の増加
今、プログラミングを学習するハードルは下がっています。つまり、誰でもプログラミングが学べる時代です。学習教材の増加により、無料で質の高い教材も増えています。プログラミングができる人の母数が増加しています。
また、プログラミングを学んでいなくてもプログラミングができるようになっております。それは、RPAやノンプログラミング製品です。
RPAとは定常業務の自動化に使われます。以前はExcelのマクロやスクリプトを書いて自動化していました。しかし、RPAの導入が進み、GUIで自動化ツールが作成できます。
ノンプログラミング製品も同様にプログラミングしなくても、システム開発が行えます。
つまり、エンジニアでない人がプログラミングを行うようになります。
簡単なプログラミングしかできないエンジニアはすぐに淘汰されるでしょう。
今後のITエンジニアに必要なスキルは?
今後のITエンジニアに必要なスキルを解説します。
先ほど、最先端技術で量子コンピューターやAIがあると言いました。では、そのようなスキルが必要なのでしょうか。
本当に必要なスキルは、学習のスピードだと考えます。
なぜそう思うのか理由を解説します。
経験年数が無意味になる
まず、経験年数が無意味になるということです。
今までの日本企業で重宝されていたのは経験年数でした。しかし、現在社会では年功序列が崩壊し、経験年数の意味が無くなりつつあります。
なぜなら、技術進歩が速いため、以前経験していたものとは全く別の技術を使う機会が増えるからです。
逆に、いままでの経験を引きずる人は時代の流れに淘汰されるでしょう。
具体例を言うと、現在のITの開発スタイルはアジャイルが主流です。製品を短期間で作り、改善を重ね、より良い製品を作り上げる手法です。
いままでは、ウォーターフォールが主流でした。ウォーターフォールは要件定義→設計→開発→テストと工程ごとに順次開発していきました。これでは1つの製品が完成するのに数年の時間がかかります。
このように新しい開発スタイルを取り入れた場所では、素早い開発が可能となり、いままでの経験で開発を行っている企業より、圧倒的なスピードで開発を行えます。
つまり、経験にとらわれると世間の流れに取り残されます。
よって、経験年数にこだわるのではなく、学習のスピードがカギを握る時代になります。
学習スピードを上げるコツ
最後に私が実践している学習スピードを上げるコツを紹介します。
それは、動画学習です。Udemyを使うと1000円程度で、最新の技術を実装できます。
とりあえず、技術を体験するレベルならUdemyをお勧めします。オススメの講座のリンクを貼っておきます。
私は動画を見てやってみる→専門書をよんで知識を上げるという手順で学習しています。
さいごに
今回は、エンジニアの将来性について考えてみました。将来の試行・行動について詳しく書かれている本を紹介したいと思います。
エンジニアに限らず、今後の時代について詳細に書かれているので参考にしてみてください。