こんにちは、フルスタックエンジニアのryuです。
ネットワークを勉強するにはどうしたらいいの?
そんなお悩みありませんか?
この記事では、
について解説します。
初心者にとってネットワークは分かりづらい内容ばかりです。例えば、IPアドレスやルーティングなど。
参考書を読んでもさっぱり分からないと思います。
そのような、ネットワークをこれから学習する人に向けて、ネットワークの勉強を何から始めればよいのかについて現役エンジニアが解説します!
目次
ネットワークを勉強するには、何から始めればいいのか?
ネットワークを勉強するには、何から始めればよいのでしょうか?
まずはITの基礎知識を勉強しましょう!
IT基礎知識を学習しよう
ネットワークの勉強をするためには、まずITの基礎知識が必要になります。例えば、PCの操作方法や通信の簡単な仕組みといった内容です。
おすすめは、ITパスポートのテクノロジ系の内容を理解しておくと、ネットワークの勉強をするためのベースがつきます。
例えば、2進数、LANとWAN、プロトコル、IPアドレス、MACアドレスといった内容です。完璧に理解する必要はないので、概要だけ理解しておきましょう!
実機を使いながら勉強しよう
ITの基礎知識が身に付いたら、実機を使ってネットワークの学習をしましょう。
ネットワークの内容は難しいので、参考書を読みながらでは理解することは難しいでしょう。そこで重要なのが、実機で設定しながら勉強することです。
ただ、実機(ルーターやスイッチ)などのネットワーク機器を購入するのは大変です。PC上でシミュレーターをインストールできるので、シミュレーターを使いながら勉強することをおすすめしています。
ネットワーク学習には、Packet Tracerというシミュレーターがおすすめなので、インストールして、実践的に勉強しましょう。
関連:Ciscoのルーターやスイッチのシュミレーター「Packet Tracer」がすごい!【無料で使える!】
関連:Packet Tracerでネットワーク構築の練習をしよう
ネットワークの学習ロードマップ
ネットワークを学習する際は、以下の順に学習を進めると理解しやすいと思います。
- 2進数
- IPアドレス、サブネットマスク、CIDR
- デフォルトゲートウェイ
- ルーティング
- 動的ルーティング(RIP,OSPF,EIGRP)
- VLAN、アクセスポート、トランクポート
- STP
- NAT
- ACL
- ・・・etc
上記は、ネットワークを構築するために必要な最低限の知識です。CCNAという資格試験のレベルです。
まずはこれらの内容をしっかりと理解しておくと、実務でも役に立つと思います。
関連:インフラエンジニアはどの順番で資格試験を取得すればよいのか?おすすめ資格試験と順番をご紹介
ネットワークを勉強するためのおすすめサイト
ネットワークを勉強するためには、どのようなサイトを使えば良いのでしょうか?おすすめのサイトは、以下の通りです。
InfraAcademyでは、PacketTracerというシミュレーターを使いながらネットワークの学習を進めることができます。
ハンズオン形式で、ネットワークを構築しながら基礎知識を学習します。
ネットワーク入門講座では、IPアドレスなどの基礎知識はもちろん、ルーティングやVLAN、そしてVLAN間ルーティングを実践します。
InfraAcademyでは、最終的に以下のようなネットワークを構築します。
(ネットワーク入門講座より)
上記のネットワークが構築できるようになると、ネットワークの基礎はマスターできるようになるでしょう。
詳しくは以下の記事で解説しております。
ネットワークを勉強するためのおすすめ参考書
ネットワークを勉強するためには、どのような参考書を選べばよいのでしょうか?
ネットワークを勉強するためのおすすめ参考書をご紹介します。
ITパスポートでITの基礎知識を学習するならこれ
ネットワークの学習を始める前に、ITの基礎知識を勉強しましょう。その際におすすめなのが、こちらの参考書です。
全体的にイラストが多く、初心者でも分かりやすく解説されています。
ネットワークの概要を知りたい方におすすめ
ネットワークの概要を知りたい方はこちらの本がおすすめです。ネットワークがざっくりと学べます。
CCNAの勉強で体系的にネットワークを学習しよう
Cisco機器などの設定方法など詳しく理解したい人は、CCNAの参考書がおすすめです。CCNAの勉強をすることで、ネットワークの知識を体系的に学習することができます。
ネットワークのおすすめ参考書については、以下の記事で詳しく解説しております。
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ネットワークの勉強ができたらサーバーも勉強しよう
ネットワークの勉強ができたら、サーバーの勉強も併せて行いましょう。インフラを構築するためには、ネットワークとサーバーの両方が必要です。
サーバーの学習については、先ほどご紹介したInfraAcademyという学習サイトがおすすめです。シミューレーターを使いながら、サーバー構築をハンズオンで学習できます。
例えば、DNSサーバーやWebサーバー、メールサーバーといった様々なサーバーを勉強することができます。
これからインフラエンジニアとしてレベルアップしたい方はぜひお試しください。
まとめ
今回の記事では、ネットワークを何から勉強すれば良いのかについて解説しました。ネットワークはITシステムの基幹となる重要な要素です。システムを動かすためには、ネットワークが必要です。
ネットワークを構築するインフラエンジニアの人員はまだまだ足りず、人手不足が続いております。インフラエンジニアになりたい人は、ぜひネットワークの勉強をして、現場で実践できるようになりましょう。
当ブログではこのようなインフラやITに関連する内容を発信しているので、興味のある方は引き続きご覧ください。
ここまでお読みいただきありがとうございました。